イオン株式会社の2025年2月期連結決算は、営業収益10兆1,349億円(前年同期比6.1%増)、営業利益2,377億円(同5.2%減)と増収減益となった。セグメント別では、営業収益は全てのセグメントが増収、過去最高を更新した。営業利益は、高利回りな営業債権残高の増加で資本収益性が向上した総合金融事業、増床やリニューアル効果で賃料収入が増加したディベロッパー事業、すべての上場子会社の損益が改善したサービス・専門店事業が増益となったが、小売事業を構成するGMS(総合スーパー)事業、SM(スーパーマーケット)事業、DS(ディスカウントストア)事業、ヘルス&ウエルネス事業、国際事業が減益となった。五つの成長戦略(デジタルシフトの加速と進化、サプライチェーン発想での独自価値の創造、新たな時代に対応したヘルス&ウエルネスの進化、イオン生活圏の創造、アジアシフトの更なる加速)を掲げた「2021~2025年度中期経営計画」の進捗として、セルフレジや電子棚札導入、ベトナム・インドネシアでの新規出店拡大などが成果として表れている。最終年度となる2026年2月期(2025年度)は、価格戦略やコストコントロールに取り組み、営業収益10兆5,000億円、営業利益は二桁増益の2,700億円と、いずれも過去最高を目指す。
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