キユーピーの2024年11月期連結決算は、売上高4,840億円(前年比6.4%増)、営業利益343億円(同74.3%増)と増収増益となった。売上高は海外の2桁成長、調味料の新価格の定着とタマゴの販売増加、価格改定の浸透により増収となり、営業利益は海外での成長、調味料の価格改定効果や主原料影響の緩和、タマゴ商品も価格改定効果や高付加価値の加工品が伸長したことなどにより大幅増益、過去最高益を達成した。2019年にグループの長期ビジョン「キユーピーグループ 2030ビジョン」を策定、第1段階として19年度より3年間の中期経営計画を開始したが、消費者の買い物行動が変化するなか、企業体質の転換を図るべく、計画を2年で終了。21年度より新たに4年間の中期経営計画を開始、市場変化に対応できるマネジメントへの転換を図り、「商品」軸から「市場」を軸とする体制に移行、事業区分も変更した。再成長ステージへの歩みが始まった2025年度からは、変革と成長により、経済価値と社会価値を創出し、資本効率を⾼める経営をめざす「2025-2028年度 中期経営計画「~Change & Challenge~ 成熟市場での経営効率化と成長領域への投資加速」がスタート。初年度の2025年11月期は、積極的な未来投資をしつつ持続的な利益成長を目指し、売上高は、主要セグメントの市販用・業務用・海外などすべてのセグメントで増収を計画、利益については、市販用は減益となるものの、業務用・海外で増益を計画しており、売上高5,050億円、営業利益345億円を見込む。
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