コロナ禍でネットショッピングの利用が増えたことは知られているが、従来の大手サイト以外にも多様な購入の仕方が生まれてきたようだ。今回は、フリマアプリの利用とSNSを経由した購買行動に焦点をあてて調査を行った。
最近1年以内にネットショッピングを利用した人は約9割と、ほとんどの人が利用している。利用頻度は、月1回未満から週1回以上まで分散していた(図表1)。利用しているサイトは、大手ショッピングモールが突出して高い。フリマアプリサイトも2割弱利用されている(図表2)。コロナ禍以前と比較した利用増減は、約3割が「増えた」と回答(図表3)。
レポートダウンロード
レポートのPDFダウンロードには無料の会員登録が必要です。
レポートのPDFダウンロードには有料の会員登録が必要です。
- 各年代で広まるネットショッピング
- 特定の価値意識層で利用されるSNSクリック購買
- 利用率は3割、若年女性がけん引するフリマアプリ
- 新規ユーザー獲得は難しい?今後のSNS購買とフリマアプリ
* 業界クリップ 2022年4月(全7頁)
- 消費者の動き 【景気の新たな不安材料】
- 売れている食品・メニュー 【家庭向けの米飯市場が好調】
- 東京市場 【都内各所に名店の味が買える自販機】
- 地産地消 【和歌山の梅酒をパリで販促】
- 食品企業の経営 【次なる成長領域への投資】
- 製品開発 【低アルコール・ノンアルコール商品】
- 価格政策 【円安進行で物価上昇の懸念】
- プロモーション 【コロナによる販促手法の変化】
- チャネル政策・チャネル動向 【小売二強の決算】
- ヘッドラインクリップ 2022年4月の動向
最新バックナンバー
参照コンテンツ
おすすめ新着記事
消費者調査データ シャンプー(2024年11月版) 「ラックス」と「パンテーン」、激しい首位争い
調査結果を見ると、「ラックス(ユニリーバ)」と「パンテーン(P&G)」が複数の項目で僅差で首位を競り合う結果となった。コロナ禍以降のセルフケアに対する意識の高まりもあって、シャンプー市場では多様化、高付加価値化が進んでいる。ボタニカルやオーガニック、ハニーやアミノ酸などをキーワードに多様なブランドが競うシャンプー市場の今後が注目される。
消費者調査データ レトルトカレー(2024年11月版) 首位「咖喱屋カレー」、3ヶ月内購入はダブルスコア
調査結果を見ると、「咖喱屋カレー」が、再購入意向を除く5項目で首位を獲得した。店頭接触、購入経験で2位に10ポイント以上の差をつけ、3ヶ月内購入では2位の「ボンカレーゴールド」のほぼ2倍の購入率となった。
「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 伸長するパン市場 背景にある簡便化志向や節約志向
どんな人がパンを食べているのか調べてみた。主食として1年内に食べた頻度をみると、食事パンは週5回以上食べた人が2割で、特に女性50・60代は3割前後と高かった。パン類全体でみると、朝食で食事パンを食べた人は女性を中心に高く、特に女性50代は6割以上であった。