総務省は4月4日、家計調査25年2月分速報を発表した。
二人以上世帯のうち勤労者世帯(サラリーマン世帯)の消費支出は31万3,977円で、物価水準の変動の影響を除去した実質ベースで前年同月比97.8%(名目ベース102.0%)と、4ヶ月ぶりのマイナスとなった。
勤労者世帯の平均消費性向(季節調整値)は64.9%で、前月から1.3ポイント上昇した。
無職世帯や世帯主が個人経営者の世帯などを含む、二人以上世帯の消費支出は29万511円で、同99.5%(名目ベース103.8%)となった。
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