カゴメの2024年12月期の連結決算は、売上高3,069億円(前年同期比36.5%増)、事業利益271億円(同39.1%増)、営業利益362億円(同107.3%増)と増収増益、いずれも過去最高を記録した。また、国内加工食品事業と国際事業の売上収益、事業利益の比率が大きく変化、将来の成長に向け転機の年となった。セグメント別には、国内加工食品事業は、主要原材料の価格高騰を受け、野菜飲料やトマト調味料など一部製品の出荷価格を改定、需要の落ち込みを最小限に抑えるべく積極的な需要喚起策に取り組んだ結果、販売数量の減少を想定よりも抑えることができ、増収増益。国際事業はトマトペーストの販売価格が上昇したことに加え、フードサービス企業向けの販売が好調に推移、持分法適用会社であったIngomar 社を連結子会社化したこともあり、増収増益となった。2022年度からは「第3次中期経営計画」がスタート、「野菜摂取に対する行動変容の促進」「ファンベースドマーケティングへの変革」「オーガニック、インオーガニック、両面での成長追求」「グループ経営基盤の強化と挑戦する風土の醸成」の4つのアクションの有機的連携による持続的成長の実現を目指す。最終年度となる2025年度は、第3次中計の目標である売上収益3,000億円・事業利益240億円の2年連続の達成を目指し、次の10年に向けた収益基盤を確固たるものにすべく、国内加工食品事業では「利益の回復と挑戦の継続」、国際事業では「海外成長の加速」を重点課題として取り組む。
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