セブン&アイ・ホールディングスの2025年2月期の連結決算は、営業収益11兆9,728億円(前年同期比4.4%増)、営業利益4,210億円(同21.2%減)と増収減益となった。セグメント別には、国内コンビニエンスストア事業は、基本商品の磨きこみをベースに、客層の拡大と来店頻度向上に向けた取り組みを実施、減収減益ながらも既存店売上、客数は前年を上回った。海外コンビニエンスストア事業は、2030年までに日本、北米を含めた全世界で30の国と地域での展開を目指し、既存展開国と新規展開国の両輪で成長戦略を推進、既存展開国では「食のコンビニ」への転換を進めている。中心となる北米事業は減収減益ながらも、オリジナル商品が売り上げを牽引、売上改善基調が確認できる。2025年3月には、コンビニエンスストア事業に更に注力すべく、「株主価値最大化に向けた経営体制及び資本構造・事業の変革施策」を公表、経営体制、資本構造及び事業の変革にむけた一連の施策を発表。SST 事業グループ(食品スーパーマーケット事業及び専門店・その他事業)をベインキャピタルに譲渡する最終契約を締結した。2026年2月期(2025年度)は、各主要施策によりセブン‐イレブン・ジャパン/7-Eleven, Inc.(SEI)の成長を加速、SEIのバリューチェーン全体における収益力の向上を目指し、営業収益10兆7,220億円(前年同期比10.4%減)、営業利益4,240億円(0.7%増)を見込む。
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