花王の2025年12月期連結決算は売上高1兆6,886億円(前年同期比3.7%増)、営業利益1,641億円(同11.9%増)で増収増益となった。日本は市場シェアの持続的拡大と稼ぐ力が定着し、海外は課題の明確化と成長の芽が見え始めた局面へ移行した。売上高は、日本のグローバルコンシューマーケア(GC)事業が市場成長を上回り大きく伸長。ケミカルは、情報材料の堅調さに加え、油脂における原料市況の上昇を反映した価格対応もあり増収となった。営業利益は、GC事業の営業利益率が二桁回復。ファブリック&ホームケアは日本で"高付加価値×価格"の提案が効いたことで売上とシェアが拡大し、営業利益率が19.1%に伸長。化粧品は中国事業の回復と重点エリア拡大、固定費スリム化で収益が急伸し、営業利益 104億円(対前年141億円増)となった。2023年8月、構造改革と成長戦略を軸に中期経営計画「K27」を発表。「未来のいのちを守る」をビジョンに、「持続可能な社会に欠かせない企業になる」「投資して強くなる事業への変革」「社員活力の最大化」の基本方針のもとに、「グローバル・シャープトップ」事業の構築、「グローバル・シャープトップ」な人財/組織運営、資本効率/収益性の改善、パートナーとの共創による事業構築の4つの戦略を推進、2025年度は前年度までに実行してきた大規模な構造改革の成果を基盤として、成長戦略を本格的に展開し、「K27」目標達成に向けて計画通りに進んだ。2026年12月期は、成長が期待される事業の拡大及び課題事業の立て直しを加速させて、K27達成及びその先の成長に繋げる。価値転嫁を含む稼ぐ力と、海外GC事業の拡大と、グローバル推進体制強化により、連結売上高1兆7,500億円、営業利益1,820億円を見込む。
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花王の現在の戦略は...
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