キリンホールディングスの2021年12月期の連結決算は、売上収益1兆8,216億円(前年同期比1.5%減)、事業利益1,654億円(同2.0%増)と、新型コロナウイルスの影響を受けつつも増益を達成した。事業別では、国内ビール・スピリッツ事業は、家庭用チャネルにおいてビール、RTD及びノンアルコールの販売数量が伸び増収した一方、長期的視点でのブランド投資を強化したことにより販売費が増加し、減益となった。国内飲料事業は、既存事業に加えヘルスサイエンス領域をもうひとつの柱に据え積極的に投資したが、外出自粛やオフィス内需要減の継続等により減収減益となった。オセアニア酒類事業は、2021年1月の乳飲料事業売却に伴い大幅な減収となったが、クラフトビール戦略の進展やコスト削減の取り組みにより増益を達成。医薬事業では、グローバル戦略品を中心とした海外医薬品売上の増加により、増収増益となった。2022年2月には長期経営構想「キリングループ・ビジョン2027」の第2ステージとなる「2022年-2024年中期経営計画」を発表。新たな成長軌道へシフトし、KV2027実現に向けた成長ストーリーを固めていくステージと位置づけ、1)「食領域」の収益拡大、2)「医薬事業」のグローバル基盤強化、3)「ヘルスサイエンス領域」の規模拡大、の3領域で成長投資・戦略投資を行い、持続的成長を目指す。
参照コンテンツ
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