半歩先を読む日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net

公開日:2021年04月14日

ポケット版・会社早わかり
キリンホールディングス株式会社
20年12月期は減収減益。コロナ禍で業務用ビールや自販機販売低迷
キリンホールディングスの2020年12月期決算の総括と戦略計画

キリンホールディングスの2020年12月期連結決算は、売上収益1兆8,495億円(前年同期比4.7%減)、事業利益1,621億円(同15.0%減)で減収減益となった。新型コロナウイルスの影響を受けつつも、コスト削減により最小限の影響に留めた。セグメント別の業績は、国内ビール・スピリッツ事業では家庭用チャネルにおいてビール類缶やRTD、ノンアルコール飲料カテゴリーの販売数量が増加したものの、業務用チャネルにおけるビール類販売数量の大幅減少によって減収減益となった。国内飲料事業は、無糖商品、低糖商品を拡充、「キリン iMUSE レモン」等のプラズマ乳酸菌配合飲料も大きく増加したが、自動販売機やCVSでの販売が苦戦し、販売数量は減少、それに加えて販売収益単価の悪化により、売上収益、事業利益ともに減少、減収減益となった。オセアニア総合飲料事業では、新型コロナの影響で販売数量が減少、とくに収益性の高い業務用チャネルを通じた販売が大きく減少したため、減収減益となった。医薬事業では、グローバル戦略品を中心とした海外医薬品売上の増加により、増収増益となった。2019年2月には長期経営構想「キリングループ・ビジョン2027」を策定、「食から医にわたる領域jで価値を創造し、世界のCSV先進企業となる」という目標を掲げ、「再生」から「成長」へとステージをシフトさせることを明確にした。その第1ステージ「2019年-2021年中期経営計画」の最終年度となる2021年度は、発酵・バイオテクノロジーを通じて培った「食領域」「医領域」「ヘルスサイエンス領域」の3領域における事業展開をさらに加速し、売上収益1.6%増、事業利益11.0%増の増益計画を見込む。


戦略や業績をより深く分析するには「戦略200+・企業活動分析」をご利用下さい


参照コンテンツ


競合他社の業績と比較分析する


おすすめ新着記事

今治.夢スポーツ  「スポーツが日本の未来にできること」を求めて、岡田武史氏の挑戦
今治.夢スポーツ 「スポーツが日本の未来にできること」を求めて、岡田武史氏の挑戦

元サッカー日本代表監督 岡田武史氏がオーナーを務める「今治.夢スポーツ」は、サッカーJ3のFC今治の運営を中心に、教育や地域貢献などさまざまな事業を手がけている。本稿では、電通でFIFAワールドカップなどの国際大会に携わった経歴をもつ筆者が、岡田氏や関係者に直接取材。単なる地域創生にとどまらない壮大な「今治モデル」構想のエッセンスを紹介する。

コロナ下でも堅調続く「マクドナルド」
コロナ下でも堅調続く「マクドナルド」

コロナで外食全体が不振に陥っている中、ファーストフード業態は前年比96.3%と減少幅が小さい。今回の調査で印象的なのが「マクドナルド」の盤石さだ。主要な項目で2位以下を15~20ポイント引き離している。逆に順位を落としたのが、繁華街などに立地するファストカジュアルのチェーンだ。

アフターコロナの営業戦略 激変市場に対応した小商圏型営業活動のすすめ
アフターコロナの営業戦略 激変市場に対応した小商圏型営業活動のすすめ

コロナ禍で消費者の生活スタイル、購買行動が大きく変化し、これまでの営業は非効率になっています。これから狙うべき好立地は、「都心高級マンションエリア」と、都心に通勤していた人が居住する「郊外エリア」のふたつです。本稿では、エリア軸を組み入れて、コロナ禍に対応した新しい営業スタイルや営業資源の配分方法などについて紹介します。



J-marketingをもっと活用するために
無料で読める豊富なコンテンツ プレミアム会員サービス 戦略ケースの教科書Online


採用情報
会員登録のご案内
消費社会白書2021
「戦略200+」比較分析ツールのご案内
マーケティングモニターのご案内
データでわかる辛口性格診断
facebook
page top

当サイトに掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。一部の例外を除き、著作権はJMR生活総合研究所に属します。

Copyright (c) 1997-2021 Japan Consumer Marketing Research Institute. All rights reserved.