
これは、
- 「食と生活」に関する弊社オリジナル調査の結果と、
- 主要紙誌の「食」関連の掲載記事から見えてくる「食と生活」のトレンドを整理したヘッドラインクリップ
「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 第96号は、
- オリジナル調査結果 試し飲みされるストロングビール 味訴求でロイヤリティ獲得が今後の鍵
- 業界クリップ - 2018年2-3月の動向

2017年7月、サントリーが「頂(いただき)」を発売したのを皮切りに、大手各社がアルコール度数が7%以上のストロング系ビール類を発売している。CMを目にすることも増えた、ストロングビールの飲用状況について、調査を行った。
まずアルコール飲料の種類別飲用経験をみると、この調査の対象者である全国20~69歳の男女約1,000人のうち、3ヶ月以内の飲用率が最も高いものはビール類で、6割が飲用していることがわかった。これは2番目に高いチューハイと2倍近い差がある。
- 性別・世代別で差の大きいビール類飲用率
- ビール好きのヘビーユーザーが飲用するストロングビール
- 「高アルコール」「新製品」が理由で飲まれるストロングビール
- ストロングビールの今後の可能性
- 消費者の動き 【消費心理悪化の兆し】
- 売れている食品・メニュー 【SNSによる消費活性化】
- 東京市場 【ファッションブランドのカフェ併設店】
- 地産地消 【魚沼産コシヒカリが最高位を逃す】
- 食品企業の経営 【ロイヤルホストの営業時間の短縮】
- 製品開発 【コカ・コーラがアルコール参入】
- 価格政策 【生活必需品の値上がり】
- プロモーション 【マーガリンのトランス脂肪酸対策のPR】
- チャネル政策・チャネル動向 【ローソンが店舗での生鮮受け取りを開始】
- ヘッドラインクリップ 2018年2-3月の動向
最新バックナンバー
- 【第128号】 8割が不満を感じている!?マスク越しのコミュニケーション
- 【第127号】 運動習慣のある人は内側もケアしてる!?ニーズ高まる保健機能食品
- 【第126号】 酒税改正でどうなる!?家呑みカテゴリー間競争
おすすめ新着記事

市場「アップダウン」期のマーケティング戦略―コロナ後、消費の反発力はどこへ向かう?
コロナ禍で、「ワンランク上」の高級品が売れている。30年ぶりの株高も加わり、「バブル」消費の再来を思い起こさせる。「上」へ昇っていく市場だ。他方でホテルや外食など「下へ」降っていく市場もある。このめまぐるしく「アップダウン」しトレンドが読めない市場を「エレベーター市場」と規定してみる。この市場転換期に、状況を見定めて、守りと攻めを明確にしたマーケティングを展開すべきだ。

料理の強い味方 増加する加工食品の利用
コロナ禍で内食が増加し、加工食品の需要が伸びている。今回は、実際に加工食品が誰に、どのように利用されているのかを調査した。その結果、在宅時間の増加とともに増えた調理の時間や手間の短縮に、加工食品が貢献している実態がみえてきた。

暮らしに寄り添う再開発計画 池袋はコロナ禍でも安心な「都市のリビング」
豊島区は「公園が街を変える!」というスローガンのもと、池袋周辺の四つの公園の整備を行ってきました。それが、まるでコロナ禍を予期していたかのように屋外を活かしたものになっているのです。今回は、そんな公園を中心とした再開発にスポットを当てた安心安全な街づくりに注目します。



