

道の駅やサービスエリアをはじめとする直売所の増加や、インターネット上での売買の普及によって、地域の農産物を購入する機会が増えてきている。今回は、地域の農産物が誰に、どのように購入されているかを調べた。
主な地域ブランド化された農産物を、任意に22品目あげた。最近1年以内に購入したことがある人は半数を超え(図表3)、全体の約2/3もの人が今後購入したいと答えた(図表4)。また、4割近くの人は「多少高くても購入したい」と回答し、地域ブランド化された農産物により価値を感じている(図表5)。
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- 地域ブランドの農産物を購入したことがある人は過半数
- 産地イメージの形成は上位2位まで
- 多様化する購入チャネル
- 食・健康意識の高まりにより伸びる地域の農産物
- 消費者の動き 【新型コロナウイルスの感染再拡大】
- 売れている食品・メニュー 【今年はウナギ消費が好調】
- 東京市場 【新ワークスタイルを支えるカフェ】
- 地産地消 【大手小売による地域支援】
- 食品企業の経営 【4~6月期の業績】
- 製品開発 【大豆ミートを使った商品】
- 価格政策 【1人で食べ飲み放題プラン】
- プロモーション 【17社連携によるレシピ紹介】
- チャネル政策・チャネル動向 【イオンが漁港から鮮魚直送】
- ヘッドラインクリップ 2020年7-8月の動向
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- 消費からみた景気指標
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