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公開日:2026年06月09日

戦略200+・企業活動分析
サッポロホールディングス株式会社
25年12月期は減収も、IT投資の反動等で大幅増益に
2025年12月期決算の総括
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サッポロホールディングスの2025年12月期の連結決算は、売上収益5,069億円(前年同期比1.1%減)、事業利益250億円(同48.6%増)、営業利益244億円(同332.9%増)であった。2026年度の財務目標ROE8%を1年前倒しで達成(2025年度実績:ROE9.4%)、不動産事業への外部資本導入を決定した。売上収益は国内市場でのビールの好調な販売と価格改定による増収があったものの、食品飲料事業の構造改革に伴う減収の影響により、全体では減収。事業利益は酒類事業の増収効果に加え、食品飲料事業のコスト構造改革や前期のIT投資の反動減等により増益、営業利益は前期のStone社の株式取得の際に生じたのれんの現存損失の反動等により増益となった。主力の酒類事業は、売上高4,002億円(同1.5%増)、事業利益285億円(同33.1%増)。海外ブランドビールの売上数量が減少したものの、国内市場でのビールの好調な販売と価格改定の影響により増収、事業利益は主に国内酒類の増収効果により増益となった。食品・飲料事業は、売上高1,066億円(同9.6%減)、事業利益42億円(同23.3%増)。売上収益は国内市場における昨年までの事業譲渡などの影響や、海外飲料のマレーシア工場での一時的稼働停止等の影響により減収、事業利益は原料価格高騰の影響は受けたものの、コスト構造改革による効果が寄与して増益となった。2025年2月に「グループ中長期成長戦略」を発表、「世界をフィールドに、豊かなビール体験、顧客体験を創造する企業」を目指している。「中期経営計画2023~26」の最終年度となる2026年12月期は、「国内事業」及び「海外事業」の2事業本部体制、事業持株会社体制(7月)を採用。中長期的成長に向けた移行期間と位置付け、成長に向けて必要な成長投資・構造改革を織り込み、次期中期経営計画(2027~30)を策定する。


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