半歩先を読む日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net

公開日:2026年05月25日

戦略200+・企業活動分析
サントリーホールディングス株式会社
25年12月期は、海外市況悪化で、微増収大幅減益に
本コンテンツの全文は、PDFでのご提供となっております。
ご利用には有料の会員登録が必要です。
ご登録済みの方は、こちらから最新版をご覧になれます。
会員のご登録はこちらをご覧ください。

2025年12月期決算の総括

サントリーホールディングスの2025年12月期の連結決算は、売上収益3兆4,325億円(酒税込み・前年同期比0.4%増)、営業利益2,212億円(同32.8%減)と、売上は微増ながら、5年ぶりの減益となった。売上の約50%を占める「飲料・食品」セグメントは、売上収益1兆7,220億円(前年同期比2.0%増)、営業利益1,746億円(同5.4%減)。積極的なマーケティング活動が奏功したイギリスを中心に欧州が牽引し増収、一方、ベトナム・タイにおいて、急速な事業環境変化への対応が遅れ減益となった。日本では、「サントリー天然水」ブランドの1Lペットボトル容器や「同 きりっとヨグ」、「BOSS」ブランドの「クラフトボス 甘くないイタリアーノ」や「同 世界のTEA」シリーズ、「特茶」ブランド等が引き続き好評。「特茶」ブランドから水カテゴリーの新商品「特水」を発売し、新たな需要を開拓した。海外では、オセアニアにおいて7月よりRTDの販売を開始。欧州では、イギリスにおいて積極的なマーケティング活動を行ったスポーツドリンク「Lucozade」ブランドおよび清涼飲料「Ribena」ブランドなどが牽引。米国では、炭酸およびエナジーカテゴリーが堅調に推移したことに加え、新商品の発売も寄与した。売上比率約40%の「酒類」セグメントでは、売上収益(酒税込み)1兆3,870億円(前年同期比0.4%減)、営業利益1,031億円(同42.9%減)。国内において全事業で前年同期を上回ったが、海外主要エリアでの市況悪化等の厳しい外部環境、前期に計上した関係会社売却の影響もあり減収。営業利益は、前期に計上した関係会社売却益の反動もあり減益となった。健康食品事業は、国内で「ロコモア」「VARON」ブランドが引き続き好調、グローバルでの事業拡大にも注力した。新浪会長が退任し、新体制で臨む2026年度は、新しい価値創造に挑戦するとともに、グローバルに展開する食品酒類総合企業として更なる成長と収益の強化を図り、売上収益3兆5,800億円、営業利益2,800億円を見込む。


企業活動分析レポートのダウンロード


バックナンバー
戦略200+・企業活動分析 レポートイメージ
戦略200+・企業活動分析 レポートイメージ

おすすめ新着記事

企業活動分析 アップルの25年9月期は、サービス事業過去最高で増収増益に
企業活動分析 アップルの25年9月期は、サービス事業過去最高で増収増益に

アップルの2025年9月期の連結決算は売上高4,162億ドル(前年比6.4%増)、営業利益1,331億ドル(同8.0%増)と、増収増益となった。サービス事業が過去最高の売上高1,092億ドル(同13.5%増)と大きく伸長、初めて1,000億ドルを突破した。全体の73.8%を占める製品事業は、売上高3,070億ドル(同4.1%増)となった。主力のiPhoneはProモデルの販売好調により売上高2,096億ドル(同4%増)と業績をけん引した。

企業活動分析 味の素の26年3月期は販売増などで売上高、利益とも過去最高更新
企業活動分析 味の素の26年3月期は販売増などで売上高、利益とも過去最高更新

味の素の2026年3月期の連結決算は売上高1兆5,837億円(前年同期比3.5%増)、事業利益1,812億円(同13.7%増)となり、ともに過去最高を更新した。事業利益は前期に続き二桁%成長を継続。調味料・食品セグメントでは、売上高は販売増により9,369億円(同4.6%増)、事業利益は増収効果等により1,430億円(同6.6%増)となった。

企業活動分析 資生堂の25年12月期は、インバウンド低迷で減収も増益に
企業活動分析 資生堂の25年12月期は、インバウンド低迷で減収も増益に

資生堂の2025年12月期の連結決算は、売上高9,700億円(前年同期比2.1%減)、コア営業利益445億円(同22.4%増)と減収増益。減収ながら、注力ブランドの成長により下期はプラス成長となった。


企業活動分析に関する基調論文


参照コンテンツ


競合他社の業績と比較分析する




J-marketingをもっと活用するために
無料で読める豊富なコンテンツプレミアム会員サービス戦略ケースの教科書Online


新着記事

2026.10.16

「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 定着するワイヤレスイヤホン こだわり層に支えられる装着型オーディオ機器

2026.10.15

26年8月の「消費支出」は6ヶ月連続のマイナスに

2026.10.14

26年8月は「家計収入」、「可処分所得」とも2ヶ月連続のマイナスに

2026.10.13

26年8月の「現金給与総額」は56ヶ月連続プラス、「所定外労働時間」は2ヶ月連続のプラス

2026.10.09

26年8月は「有効求人倍率」は横ばい、「完全失業率」は悪化

2026.10.08

26年9月の「乗用車販売台数」は6ヶ月連続のプラス

2026.10.07

住宅高騰が分ける住まいと家電の価値化

2026.10.06

26年8月の「新設住宅着工戸数」は5ヶ月連続のプラスに

2026.10.05

月例消費レポート 2026年9月号 消費は持ち直しの動きがみられる - 今こそ求められる消費喚起策のスピードと精度の高さ

2026.10.02

26年8月の「ファミリーレストラン売上高」は54ヶ月連続プラス

2026.10.02

26年8月の「ファーストフード売上高」は66ヶ月連続のプラスに

2026.10.01

26年8月の「コンビニエンスストア売上高」は2ヶ月連続のプラスに

2026.10.01

26年8月の「チェーンストア売上高」は2ヶ月連続のプラスに

2026.10.01

26年8月の「全国百貨店売上高」は8ヶ月連続のプラスに

2026.09.30

切れた消費回路、束ねるブランド接点

2026.09.30

「人類滅亡説」はAI生き残り戦略 - 米中巨大赤字チキンレースと日本逆転への布石(後編)

2026.09.29

26年7月の「旅行業者取扱高」は3ヶ月ぶりのプラスに

2026.09.28

企業活動分析 アップルの25年9月期は、サービス事業過去最高で増収増益に

2026.09.25

26年8月の「景気の先行き判断」は6ヶ月連続の50ポイント割れに

2026.09.25

26年8月の「景気の現状判断」は29ヶ月連続で50ポイント割れに

週間アクセスランキング

1位 2026.10.01

「消費社会白書2027」調査結果 動画配信のご案内

2位 2026.09.18

「人類滅亡説」はAI生き残り戦略 - 米中巨大赤字チキンレースと日本逆転への布石(前編)

3位 2026.09.30

「人類滅亡説」はAI生き残り戦略 - 米中巨大赤字チキンレースと日本逆転への布石(後編)

4位 2026.09.30

切れた消費回路、束ねるブランド接点

5位 2026.10.07

住宅高騰が分ける住まいと家電の価値化

ENGLISH ARTICLES

2023.04.17

More than 40% of convenience store customers purchase desserts. Stores trying to entice shoppers to buy desserts while they're shopping.

2023.02.22

40% of men in their 20s are interested in skincare! Men's beauty expanding with awareness approaching that of women

2022.11.14

Frozen Foods' Benefits Are Expanding, and Child-raising Women Are Driving Demand

2022.09.12

The Penetration of Premium Beer, and a Polarization of the Growing Beer Market

2022.06.20

6.9 Trillion Yen Market Created By Women― Will Afternoon Tea save the luxury hotels in the Tokyo Metropolitan Area