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公開日:2021年04月27日

戦略200+・企業活動分析
サントリーホールディングス株式会社
20年12月期は減収減益。「金麦」販売過去最高も、コロナ禍で業務用、外食苦戦
2020年12月期決算の総括

サントリーホールディングスの2020年12月期の連結決算は、売上収益2兆3,676億円(酒税込み・前年同期比7.8%減)、営業利益2,170億円(同16.4%減)と減収減益となった。売上比率で50%を占める「飲料・食品」セグメントでは、サントリー緑茶「伊右衛門」が発売以来最大の刷新に挑戦し前年を大きく上回るなど、水、コーヒー、無糖茶カテゴリーを中心に、重点ブランドの強化に取り組んだ。しかし、新型コロナウイルスで人の移動が制限されたことに伴い、自動販売機チャネルなどでの売り上げの減少が響き、売上9.2%減、営業利益13.8%減となった。売上比率で42%の「酒類」セグメントでは、スピリッツ事業は飲食店向けの売上は落としたが家庭用では前年を上回り、前年同期並みの売上。ビール事業も飲食店での需要が落ち込んだ影響を受けたが、缶製品に限れば「金麦」ブランド全体の販売数量が過去最高を更新したほか、「ザ・プレミアム・モルツ<香る>エール」も前年を上回るなど、機能面を訴求した商品が好調で酒類全体では売上4.6%減、営業利益9.2%減となった。その他セグメントは、健康食品事業では「セサミン」シリーズを中心に好調だったが、外食事業が振るわず、利益は前年を大きく下回った。現在、2030年ビジョンとして「世界で最も信頼され、愛される、オンリーワンの食品酒類総合企業」を掲げており、2021年12月期は、先行き不透明、不確実な状況ながら、売上収益が7.1%増の2兆5,380億円、営業利益が1.8%増の2,210億円と、増収増益を目指す。


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