サントリーホールディングスの2024年12月期の連結決算は、売上収益3兆4,180億円(酒税込み・前年同期比4.0%増)、営業利益3,289億円(同3.7%増)と4期連続の増収増益となった。売上の49%を占める「飲料・食品」セグメントは、売上収益1兆6,887億円(前年同期比6.6%増)、営業利益1,846億円(同11.3%増)。日本では、「サントリー天然水」ブランドが多彩なラインナップの好調に加え、1Lペットボトルの容器形状リニューアルが奏功し、過去最高の販売数量を達成。機能性飲料カテゴリーでは 「伊右衛門 特茶」が好調に推移した。海外では、アジアパシフィックの業績が好調。清涼飲料事業ではベトナムの「PEPSI」「Aquafina」、タイの「PEPSI」「TEA+」、オセアニアのエナジードリンク「V」が、健康食品事業では「BRAND'S Bird's Nest」の好調が業績をけん引。欧州では「Oasis」が好調に推移。米州の業績は主力炭酸カテゴリーに加え非炭酸カテゴリーの販促活動も強化したことで増収。売上比率41%の「酒類」セグメントでは、売上収益(酒税込み)1兆3,929億円(前年同期比1.1%増)、営業利益1,807億円(同2.9%増)。スピリッツ事業は、売上収益(酒税込み)、売上収益(酒税控除後)ともに前年を上回った。ビール事業の国内における販売数量は前年同期比3%減、ノンアルコールビールテイスト飲料を除くビール類は同3%減と苦戦した。ワイン事業は、売上収益(酒税込み)が前年同期比10%増。健康食品事業の売上収益は、「ロコモア」「VARON」ブランド等が好調で、前年同期比3%増。外食事業の売上収益は、好調に推移した。2025年3月には、10年ぶりに創業家出身の鳥居信宏氏が社長に就任。「世界の名だたるブランドと肩を並べるうえで必須となる国内の酒類事業の盤石化や、売上収益の向上を圧倒的なものにしていきたい」と抱負を述べた。
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