プレナスの2021年2月期の連結決算は、売上高1,405億円(前期比6.1%減)、営業利益9億円(同159.0%増)で、減収増益となった。売上高については、「ほっともっと」の既存店売上高が増加したものの、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による「やよい軒」や「MKレストラン」の既存店売上高の減少、前年度の「ほっともっと」直営店190店舗の退店が要因で減収。利益面については、「やよい軒」や「MKレストラン」の既存店売上高の減少があったものの、商材の粗利改善や「ほっともっと」の既存店売上高の増加、前年度の退店効果によって増益となった。「ほっともっと」では電子マネーの全店舗導入や決済ブランドの拡充、ネット注文の増加など、非接触型へのオペレーションの改善を進め、「やよい軒」ではテイクアウトメニューやデリバリーサービスの拡大、客席への飛沫感染防止用パーテーションの設置、「ごはんおかわりロボ」の導入など、安全に食事ができる環境づくりを推進、成長の基軸を外食市場から成長が見込まれる中食・テイクアウト事業にシフトした。2021年度については、チェーン全体の売上規模拡大と店舗収益の改善を成長戦略として継続的な企業価値の向上を目指し、売上高1,452億円、営業利益54億円を見込む。
参照コンテンツ
- MNEXT 眼のつけどころ 市場脱皮期の富裕層開拓マーケティング―価格差別化戦略(2021年)
- オリジナルレポート コロナ下とコロナ後の消費の展望(2021年)
- 戦略ケース プラットフォームビジネスで急拡大するウーバーイーツ (2019年)
- 戦略ケース 風雲急を告げる外食業界-元気寿司、リンガーハット 他(2015年)
- 戦略ケース 海外進出に活路求める外食チェーン企業(2014年)
- 消費者調査データ デリバリーサービス(2021年4月版) 「出前館」「Uber Eats」、コロナ下で認知拡大
- 消費者調査データ ファーストフード(2021年4月版) コロナ下でも堅調続く「マクドナルド」
- 「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 第122号 働き方の多様化が後押しするデリバリーサービス利用
競合他社の業績と比較分析する
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