株式会社髙島屋の2024年2月期の連結決算は、営業収益4,661億円(前年同期比5.1%増)、営業利益459億円(同41.3%増)、経常利益492億円(同42.5%増)であった。百貨店業での営業収益は3,385億円(前年比5.4%増)、営業利益は297億円(同61.1%増)と増収増益。国内百貨店は、社会経済活動の正常化に伴い入店客数が増加、インバウンドを除く 国内顧客売上高は、婦人服、紳士服、化粧品などファッション関連商品を中心に堅調に推移。インバウンド売上高もラグジュアリーブランドをはじめとする高額品が好調であり、円安による客単価の上昇も売上高を押し上げた。海外百貨店においては、開店30周年を迎えたシンガポール髙島屋では、国内顧客の堅調な推移やツーリストの回復もあり、売上高、営業利益とも大きく伸長し、全体をけん引した。商業開発業での営業収益は519億円(前年比9.3%増)、営業利益は120億円(同30.0%増)。国内、海外事業いずれも増収増益となった。国内事業では、「京都髙島屋S.C.」 の開業と、「立川髙島屋S.C.」リニューアルオープンが貢献。海外事業は、トーシンディベロップメントシンガポールの賃料収入が回復したことにより堅調に推移した。金融業での営業収益は174億円(前年比1.3%増)、営業利益46億円(同2.1% 増)。 髙島屋ファイナンシャル・パートナーズは、収益の柱であるカード事業の取扱高伸長やライフパートナー事業における顧客基盤の拡大による効果もあり増収増益となった。同社は24年4月に、新中期経営計画を策定。グループ総合戦略である「まちづくり戦略」をすすめつつ、2031年に創業200周年に向けてのあるべき姿である『こころ豊かな生活を実現する身近なプラットフォーム 』の実現を目指す。2024年度は、 「グループの『持続的成長』実現策の着実な実行」を」経営目標としている。
企業活動分析/戦略分析シートのご利用には有料の会員登録が必要です。
本コンテンツでは、企業の戦略や活動を当社独自のフレームに沿って時系列で整理しています。
各企業の決算情報やニュースリリースをチェックする手間をかけることなく、戦略や事業環境を素早く把握できます。競合比較や業界分析などに幅広くご活用ください。
現在、企業活動分析/戦略分析シートのサンプルを無料公開しています。無料会員への登録でダウンロードできますので、ぜひお試しください。
企業活動分析レポートのダウンロード
- バックナンバー

企業活動分析に関する基調論文
参照コンテンツ
競合他社の業績と比較分析する
おすすめ新着記事

成長市場を探せ 8年連続プラスのスナック菓子、インバウンドも貢献
スナック菓子市場の拡大が止まらない。小売り金額は8年連続プラス、2023年は2桁、24年も2桁に迫る成長で、6,000億円も射程圏内だ。

消費者調査データ シャンプー 首位は「パンテーン」、迫る「ラックス」、再購入意向には高機能ブランド並ぶ
高機能化の流れが続くシャンプー市場。調査結果からは、認知や直近購入などでは「パンテーン」が首位を獲得したが、再購入意向では個性的なブランドが上位に並んだ。

消費者調査データ 印象に残ったもの 働く女性首相誕生の2025年は、万博に沸き、熊と米に揺れた
2025年は女性首相誕生や万博などに沸いたが、、米価高騰、熊被害、異常気象などに揺れた。消費者の印象にのこったのはどんなものだったか。


![戦略家のための知的羅針盤[エム・ネクスト]product by 松田 久一](/img/mnext-sub-title.png)