味の素の現在の戦略は...
アミノ酸をコアとしたグローバル多角化戦略
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味の素の2022年3月期の連結決算は売上高1兆1,494億円(前年同期比7.3%増)、事業利益1,209億円(同6.9%増)と増収増益となり、過去最高益を更新した。調味料・食品セグメントの売上高は、主に海外における家庭用製品の好調や前期新型コロナウイルス感染症の影響を受けた外食用・業務用製品の販売が一部復調したことにより6,642億円(同7.0%増)、事業利益は海外の増収効果や換算為替影響があったものの、原燃料価格等の上昇等により812億円(同6.4%減)となった。冷凍食品セグメントの売上高は、主に海外における販売が増加したことや換算為替影響等により2,217億円(同11.8%増)、事業利益は北米における原材料等のコストの上昇等により6億円の損失となった。ヘルスケア等セグメントの売上高は、動物栄養は構造改革の影響により減収となったものの、バイオファーマサービス&イングリディエンツ及びファンクショナルマテリアルズの増収により2,512億円(同4.9%増)、事業利益は増収効果により433億円(同65.1%増)となった。現在、味の素グループは、2030年に目指す姿として「『食と健康の課題解決企業』に生まれ変わる」ことを宣言し、併せて、2030年までのふたつのアウトカムとして「10億人の健康寿命の延伸」と「環境負荷の50%削減」を掲げ、その実現に向けた「2020-2025中期経営計画」で、資本効率の改善とオーガニック成長への回帰に取り組んでいる。フェーズ1「構造改革」の最終年度となる2022年度は、原料価格に左右されない事業構造実現に向けた一段の構造改革を通じ、20-25中期経営計画で掲げた構造目標の実現を目指す。
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企業活動分析に関する基調論文
参照コンテンツ
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