エスビー食品の2025年3月期の連結決算は、売上高1,235億円(前期比2.3%減)、営業利益94億円(同21.4%増)と減収増益となった。食料品事業で即席グループや香辛調味料グループが伸長したものの、2024年3月に調理済食品事業を譲渡した影響から売上高が減少。一方、原材料価格の上昇が続く中、高付加価値製品を中心とした積極的な販促を行ったことにより、国内及び米国とも売上高が増加したことから、各段階利益は大幅な増益となった。製品区分別では、スパイス&ハーブ分野は、「SPICE&HERB」シリーズをはじめとする洋風スパイスや唐辛子が伸長するとともに、シーズニングスパイスも順調に推移し、増収。即席分野は、主力の「ゴールデンカレー」が国内外で伸長するとともに、「ドライキーマカレー」や「赤缶カレーパウダールウ」などのパウダールウ製品も順調に推移し、増収となった。香辛調味料分野は、お徳用タイプに加え、国産原料にこだわった「名匠」シリーズ等のチューブ製品が伸長し、「李錦記」ブランド製品も順調に推移したため、増収。インスタント食品その他分野は、家庭用製品を中心にレトルトカレーが順調に推移したものの、パスタソースが減少し、減収となった。2026年3月期は、原材料価格の上昇は続いているものの、2025年7月の一部製品での価格改定や、海外事業が順調に推移していることから、前期比で増収・増益の計画としている。
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参照コンテンツ
- 戦略ケース 家庭用スパイス市場を巡る攻防 -エスビー・ハウス・ミツカン(2005年)
- 消費者調査データ レトルトカレー(2019年10月版)
咖喱屋カレーがククレカレーを逆転、6項目で首位に - 「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 第116号
デキる大人はカレー好き!?探究心やこだわり刺激する国民食 - 「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 第99号 伸びるレトルトカレー 品質向上がカレールーを脅かす
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