
戦略200+・企業活動分析
株式会社しまむら(2017年)
2017年2月期決算の総括
しまむらの2017年2月期連結決算は、売上高5,655億円(前年同期比3.6%増)、営業利益488億円(同22.3%増)と増収増益となった。2016年の日本はGW前半の気温の低下、相次ぐ台風の襲来、厳しい残暑、長期的な暖冬など異常気象が続き、ファッション業界においては厳しい状況であった。しかしそのような状況下で、しまむらは「本質を理解して、変革は大胆に」を統一テーマに、徹底的なローコスト経営や国内事業の深耕によって業績を向上させた。主力のしまむら事業と、若者向けの商品を扱うアベイルは省エネ対応型の改装を施し、売上高が増加した。同社の基本戦略は、しまむらで築いた品揃えの拡大とドミナント出店攻勢、高効率オペレーションというビジネスモデルある。この仕組みの上で出店攻勢をかければ成長と同時に利益もついてくる。このモデルを現在は他事業に移管しようとしており、今後は主力のしまむら事業、若者向けのアベイル事業、ベビー・子供用品を扱うバースデイ事業など、複数の事業を組み合わせた事業を展開してシナジーを創出し、成長の柱となることが期待される。
【最新版 2018.01.25 更新】




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