(2014.01)
海外進出に活路求める外食チェーン企業
~リンガーハットの8番らーめん買収の報道を読む~
1月23日に日本経済新聞で「リンガーハットの8番らーめん買収」が報じられた。両社はリリースで「現時点において決定事実ではない」としたが、「双方の業務につき様々な観点から互いに協力体制を構築することを検討」と記載されていることから、市場は様子見であるが、可能性は高いとみられている。
というのも、両社の協業は非常にメリットが大きいからである。リンガーハットは国内では約640店舗を展開しているが、海外では9店舗にすぎない。一方、8番らーめん(ハチバン)は国内では約150店舗を展開しているが、海外はタイに100店舗以上、加えて香港や中国・大連にも進出している。リンガーハットにとって、海外進出で実績のあるハチバンとのパートナーシップは2010年に同社が掲げた「今後10年でアジア170店体制」という必達目標に大きな弾みとなる。
というのも、両社の協業は非常にメリットが大きいからである。リンガーハットは国内では約640店舗を展開しているが、海外では9店舗にすぎない。一方、8番らーめん(ハチバン)は国内では約150店舗を展開しているが、海外はタイに100店舗以上、加えて香港や中国・大連にも進出している。リンガーハットにとって、海外進出で実績のあるハチバンとのパートナーシップは2010年に同社が掲げた「今後10年でアジア170店体制」という必達目標に大きな弾みとなる。



