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公開日:2021年07月07日

戦略200+・企業活動分析
株式会社資生堂
20年12月期はコロナ禍で減収減益。2023年の完全復活目指す
資生堂の2020年12月期決算の総括と戦略計画

資生堂の2020年12月期の連結決算は、売上高9,209億円(前年同期比18.6%減)、営業利益150億円(同86.9%減)と減収減益となった。売上高は、成長戦略領域への投資による中国プレステージ及びトラベルリテールアジアの成長拡大、スキンビューティーブランドの成長によるスキンケア売上比率の向上、Eコマース売上の拡大があったものの、全ての地域で新型コロナウイルスの感染拡大を受け、大幅減収。営業利益は、売上減に伴う差益減に加え、事業基盤強化に向けた構造改革に係る一時費用の発生や、中国やEコマースなど成長領域へのマーケティング投資を継続強化した。一方で、売上の変動に合わせた機動的なコストコントロールに加え、全社で経費等を中心に徹底した費用効率化を進めたことなどから、大幅減益ながらも黒字を確保した。2021年2月には、2030年に向けたビジョン(2030年にスキンビューティー領域における世界No.1の企業を目指す)とその第1フェーズの3カ年としての中期戦略「WIN 2023」を策定。2021年~2023年の3年間は、「Skin Beauty Company(スキンビューティーカンパニー)」としての基盤を構築するため、抜本的な経営改革を実行し、これまでの売上拡大による成長重視から、収益性とキャッシュフロー重視の経営へと転換し、2023年の完全復活を目指す。初年度の2021年は「変革と次への準備」の期間とし、With / Afterコロナへの対応・準備をしながら、事業ポートフォリオの再構築を中心とした構造転換、財務基盤の強化に集中する。


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