半歩先を読む日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net

公開日:2021年06月18日

消費者調査データ No.342
日焼け止め(2021年6月版)
逆風下でも強い「ビオレUV」、リピート意向は「スキンアクア」



グラフの閲覧・詳細データのダウンロードには有料の会員登録が必要です。
登録済みの方はこちらからログインしてご利用ください。

 サンケア関連市場は10年連続で拡大を続けてきたが、2020年は外出機会の減少やインバウンド需要の消失などにより前年比80.3%と大きく落ち込んだ(経済産業省「生産動態統計」日焼け止め及び日焼け用化粧品 出荷金額)。

 今回は、当社が任意に選んだ日焼け止め28ブランドについて、「知っている(認知率)」「3ヶ月以内に広告をみた(広告接触)」「3ヶ月以内に店頭でみた(店頭接触)」「買って使ったことがある(購入経験)」「3ヶ月以内に買って使った(3ヶ月以内購入)」「今後(も)買って使いたい(購入意向)」「購入経験者ベースの今後の購入意向(再購入意向)」などの項目についてインターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けする。

 今回の調査でも、前回(2020年6月版)と同様、複数の項目で花王の「ビオレUV 日焼け止め(以下、ビオレ)」が首位を獲得した。「ビオレ」は、前回は広告接触で資生堂の「アネッサの日焼け止め(以下、アネッサ)」に首位を譲ったが、今回は再購入意向を除く6項目で首位を獲得した。「ビオレ」は、数量ベースでは2006年からシェアトップ、金額ベースでも2020年にシェアトップを獲得しており、トップブランドらしい強さをみせた。

 「ビオレ」に続くのは、「アネッサ」と「ニベアサンの日焼け止め(花王。以下、ニベアサン)」が項目ごとに順位を変えながら競っている。4位には広告接触や購入経験ではカネボウ化粧品の「アリィーの日焼け止め」があがってくるが、3ヶ月以内購入と今後の意向ではロート製薬の「スキンアクアモイスチャージェル日焼け止め(以下、スキンアクアモイスチャージェル)」が入った。この「スキンアクアモイスチャージェル」は、再購入意向では80.4%を得て首位となった。

 コロナ禍で化粧品市場全体が縮むなか、「マスク焼け」などを気にする人は多く、日焼け止めへのニーズは堅調とみられる。実際に、コロナ前との比較のために2018年8月版と比較してみても、上位ブランドの3ヶ月以内購入や今後の購入意向に大きな差はみられない。今年は、大気汚染や花粉などの外的刺激からのガードや保湿などの機能を備えた新製品が多くみられた。コロナによる健康志向の高まりや、常時マスクを使うことによる肌荒れ対策へのニーズに応えたラインナップだ。マスク移りやマスク擦れ対策も、コロナ下で生まれた新たなニーズだ。日焼け止めは、例年なら需要の最盛期を迎えている時期だが、レジャーやイベント、外出の自粛要請などの逆風は続いている。新常態下でのニーズを取り込みながら、競争は厳しさを増している。


注目ランキング
  • 3ヶ月内購入
    1. ビオレUV 日焼け止め(花王)    8.6%
    2. ニベアサン日焼け止め(花王)    3.1%
    3. アネッサ日焼け止め(資生堂)    2.8%
  • 再購入意向
    1. スキンアクアモイスチャージェル日焼け止め(ロート製薬)  80.4%
    2. ビオレUV 日焼け止め(花王)                71.1%
    3. ニベアサン日焼け止め(花王)               66.0%

ログインしてグラフを見る

グラフの閲覧・詳細データのダウンロードには有料の会員登録が必要です。



詳細データのダウンロード

クロス集計表 サンプルイメージ
消費者調査データ クロス集計表 サンプルイメージ

調査概要

提示28ブランド

  • ビオレUV 日焼け止め(花王)
  • キュレルUV 日焼け止め(花王)
  • ニベアサン日焼け止め(花王)
  • ニベアメン日焼け止め(花王)
  • ソフィーナ日焼け止め(花王)
  • アリィー日焼け止め(カネボウ化粧品)
  • アネッサ日焼け止め(資生堂)
  • SHISEIDOサンケアの日焼け止め(資生堂)
  • ベネフィーク日焼け止め(資生堂)
  • シーブリーズ日焼け止め(資生堂)
  • UVホワイト日焼け止め(資生堂)
  • コーセーサンカット日焼け止め(コーセー)
  • 雪肌精日焼け止め(コーセー)
  • ポーラ ホワイトショットの日焼け止め(ポーラ)
  • オルビス日焼け止め
  • DHC 日焼け止め
  • ちふれ日焼け止め
  • ファンケル日焼け止め
  • メンソレータムサンプレイ日焼け止め(ロート製薬)
  • スキンアクアトーンアップ日焼け止め(ロート製薬)
  • スキンアクアモイスチャージェル日焼け止め(ロート製薬)
  • サンキラー日焼け止め(伊勢半)
  • コパトーン日焼け止め(大正製薬)
  • 近江兄弟社MKB 日焼け止め(近江兄弟社)
  • UVイデアの日焼け止め(ラ ロッシュ ポゼ)
  • トップバリュの日焼け止め
  • 無印良品の日焼け止め
  • ユースキンの日焼け止め(ユースキン製薬)


調査設計

調査手法:インターネットリサーチ
調査期間:2021年5月14日(金)~5月19日(水)
調査対象者:当社インターネットモニター 20歳~69歳
        全国の男女個人
有効回収サンプル数:1,016サンプル
サンプル構成(%)




参照コンテンツ


おすすめ新着記事



J-marketingをもっと活用するために
無料で読める豊富なコンテンツプレミアム会員サービス戦略ケースの教科書Online


お知らせ

2026.04.24

JMR生活総合研究所 ゴールデンウィーク期間中の営業のお知らせ

新着記事

2026.04.24

月例消費レポート 2026年4月号 消費は底堅く推移している - 消費者の期待を裏切らない政策対応が最優先に

2026.04.23

26年3月の「チェーンストア売上高」は既存店で13ヶ月ぶりのマイナスに

2026.04.23

26年3月の「コンビニエンスストア売上高」は13ヶ月連続のプラスに

2026.04.22

26年2月の「旅行業者取扱高」は前年比11ヶ月連続プラスに

2026.04.21

業界分析 制度化粧品の転換点 - "化粧品"から "彩りプラットフォーム"産業へ

2026.04.20

企業活動分析 FOOD & LIFE COMPANIES(旧スシローGHD)の25年9月期はスシロー好調で2桁の増収増益、過去最高に

2026.04.17

成長市場を探せ 猛暑がけん引、5年連続過去最高更新の麦茶飲料(2026年)

2026.04.16

26年2月の「商業動態統計調査」は3ヶ月連続のプラスに

2026.04.15

26年3月の「景気の先行き判断」は38.7ポイントに大幅下落

2026.04.15

26年3月の「景気の現状判断」は24ヶ月連続で50ポイント割れに

2026.04.14

26年2月の「現金給与総額」は50ヶ月連続プラス、「所定外労働時間」はマイナス続く

2026.04.13

業界分析 サービスの厚みから設計力へ - ホテル産業の競争優位とタテ戦略

2026.04.13

企業活動分析 丸大食品の25年3月期は、販売好調、コスト削減などで増収増益に

週間アクセスランキング

1位 2026.04.03

「食と生活」のマンスリー・ニュースレター ドラム式洗濯乾燥機はもう当たり前? 所有率25%、20代にも広がる理由【会員用完全版】

2位 2024.06.21

消費者調査データ ビール系飲料(2024年6月版) 首位「スーパードライ」、キリンの新ビール「晴れ風」にも注目

3位 2025.12.26

消費者調査データ レトルトカレー(2025年12月版) 首位「咖喱屋カレー」、再購入意向上位はソースタイプやPBが

4位 2022.11.29

MNEXT 2023年の消費と戦略経営~マーケティングの6つの革新~

5位 2022.01.28

MNEXT 眼のつけどころ ePOPで成熟ブランドのリブランディング― 2022年春の提案

ENGLISH ARTICLES

2023.04.17

More than 40% of convenience store customers purchase desserts. Stores trying to entice shoppers to buy desserts while they're shopping.

2023.02.22

40% of men in their 20s are interested in skincare! Men's beauty expanding with awareness approaching that of women

2022.11.14

Frozen Foods' Benefits Are Expanding, and Child-raising Women Are Driving Demand

2022.09.12

The Penetration of Premium Beer, and a Polarization of the Growing Beer Market

2022.06.20

6.9 Trillion Yen Market Created By Women― Will Afternoon Tea save the luxury hotels in the Tokyo Metropolitan Area