![](/top/img/ogp/mranking301ec.jpg)
ご利用には有料の会員登録が必要です。
ご登録済みの方は、こちらから全文をご利用ください。
会員のご登録はこちらをご覧ください..
2018年の化粧水の出荷金額は2,085億円で5年連続の増加となった(経済産業省「生産動態統計調査」より)。
今回は、当社が任意に選んだ化粧水42ブランドについて、「知っている(認知率)」、「使ったことがある(経験率)」、最近3ヶ月以内における「広告・記事を見たことがある(広告接触)」「店頭などで見たことがある(店頭接触)」、「3ヶ月以内に買って使った(3ヶ月内購入)」、さらに「今後(も)使いたいと思う(今後意向)」と「購入経験者における今後の購入意向(再購入意向)」という7項目について、インターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けする。
今回の調査では、ロート製薬の「肌研(ハダラボ)」、資生堂の「エリクシールシュペリエル」、P&Gの「SK-II」などが上位に入った。
「肌研」は、認知、店頭接触、使用経験で首位。特に店頭接触と使用経験はともに10.0%で唯一の2桁だ。3ヶ月内購入、今後の購入意向でも0.1ポイントの僅差の2位につけており、再購入意向を除く6項目で3位内に入っている。
「エリクシールシュペリエル」は、3ヶ月内購入、今後の購入意向で首位、広告接触と購入経験で3位につけている。「SK-II」は、広告接触で首位、認知と購入経験で2位、店頭接触と購入意向で3位に入った。そのほか、「薬用 雪肌精(コーセー)」や「アクアレーベル(資生堂)」などが上位に入った。
今回の調査では、男性用の化粧水も対象に含めている。対象商品は「メンズビオレ(花王)」や「ウーノ(資生堂)」「ギャツビー(マンダム)」など8ブランドで、各項目とも2~5ブランド程度が20位内にランクインしている。とくに、ユーザーのロイヤリティの指標である再購入意向では、母数は少ないものの、一位に「メンズビオレ」、2位に「ウーノ」、3位に「ギャツビー」と上位3位を男性用化粧水が独占した。女性用と比較してブランド数が少なく、ユーザーが集中しがちなことが大きな要因とは考えられるが、ロイヤリティは高いといえる。
女性用では「エリクシールホワイト(資生堂)」「エリクシールシュペリエル」「dプログラム」などの資生堂のブランドが上位に入った。
上述の「生産動態統計調査」によれば、化粧水の出荷金額は2年連続の2桁増だ。インバウンド需要を取り込んでいることが大きいが、「しわ」対策などの高機能製品のヒットも大きいとみられている。男性用の基礎化粧品も好調が伝えられており、まだまだ成長の期待できる市場の今後が注目される。
- ピュアナチュラルの化粧水(ポーラ・オルビス)
- ナリス化粧品の化粧水(ナリス化粧品)
- アルージェの化粧水(全薬工業)
- ナチュリエハトムギ化粧水イミュ)
- なめらか本舗 豆乳イソフラボンの化粧水(サナ)
- 素肌しずくの化粧水(アサヒグループ食品)
- アスタリフトの化粧水(富士フイルム)
- アドライズの化粧水(大正製薬)
- SK-IIの化粧水(P&G)
- クリニークの化粧水(クリニーク)
- シャネルの化粧水(シャネル)
- ディオールの化粧水(ディオール)
- クラランスの化粧水(クラランス)
- 資生堂メンの化粧水(資生堂)
- ウーノの化粧水(資生堂)
- メンズビオレの化粧水(花王)
- ニベアメンの化粧水(花王)
- ギャツビーの化粧水(マンダム)
- ルシードの化粧水(マンダム)
- クリニーク フォーメンの化粧水(クリニーク)
- オキシーの化粧水(ロート製薬)
- エリクシールシュペリエルの化粧水(資生堂)
- dプログラムの化粧水(資生堂)
- ドルックスの化粧水(資生堂)
- アクアレーベルの化粧水(資生堂)
- プリオールの化粧水(資生堂)
- 専科の化粧水(資生堂)
- エリクシールホワイトの化粧水(資生堂)
- IHADA の化粧水(資生堂)
- クレ・ド・ポー ボーテの化粧水(資生堂)
- バイタルパーフェクションの化粧水(資生堂)
- イプサの化粧水(イプサ)
- エストの化粧水(花王)
- ソフィーナの化粧水(花王)
- ビオレの化粧水(花王)
- キュレルの化粧水(花王)
- リサージの化粧水(カネボウ化粧品)
- エビータの化粧水(カネボウ化粧品)
- モイスチュアマイルドの化粧水(コーセー)
- 薬用 雪肌精の化粧水(コーセー)
- 肌研(はだラボ)の化粧水(ロート製薬)
- リッツの化粧水(レバンテ)
調査期間:2019年8月2日(木)~8月7日(水)
調査対象者:当社インターネットモニター 20歳~69歳
全国の男女個人
有効回収サンプル数:1,017サンプル
サンプル構成(%)
![](/trend/mranking/02-drink/ranking300-f1.png)
![](/trend/mranking/02-drink/ranking300-f2.png)
![](https://www.jmrlsi.co.jp/shared/img/custom_research.png)
参照コンテンツ
おすすめ新着記事
![消費者調査データ 炭酸飲料(2024年7月版) 首位「コカ・コーラ」、迫る「三ツ矢サイダー」、高い再購入意向の無糖炭酸水](https://www.jmrlsi.co.jp/inc/mranking411ecs.jpg)
消費者調査データ 炭酸飲料(2024年7月版) 首位「コカ・コーラ」、迫る「三ツ矢サイダー」、高い再購入意向の無糖炭酸水
2023年は3年連続プラスとなった炭酸飲料。調査結果を見ると、今回も「コカ・コーラ」が複数項目で首位を獲得したが、2位の「三ツ矢サイダー」の猛追が光る。再購入意向は、無糖炭酸が上位に食い込んだ。
![成長市場を探せ 初の6,000億円超え、猛暑に伸びるアイスクリーム](https://www.jmrlsi.co.jp/inc/seicho070s.jpg)
成長市場を探せ 初の6,000億円超え、猛暑に伸びるアイスクリーム
2023年度、空前の暑さを追い風に、アイスクリーム市場は初の6,000億円超えを達成、4年連続で過去最高を更新した。2023年の夏日日数は140日、実に1年の4割近くの日が「アイスクリームを食べたくなる」気温である25度を超えたことになる。
![「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 縮小する野菜ジュース市場 値上げ下でブランド継続は4割](https://www.jmrlsi.co.jp/inc/f-monthly-164s.jpg)
「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 縮小する野菜ジュース市場 値上げ下でブランド継続は4割
野菜ジュースの生産量は、業界団体調べによると3年連続で減少しており、2023年は前年比5.6%減となった。今回は値上げによって、野菜ジュースのブランド選択にどのような変化が起こっているのか調査をおこなった。
![J-marketingをもっと活用するために](https://www.jmrlsi.co.jp/img/info/info-0.gif)
![無料で読める豊富なコンテンツ](https://www.jmrlsi.co.jp/img/info/info-1.png)
![プレミアム会員サービス](https://www.jmrlsi.co.jp/img/info/info-2.png)
![戦略ケースの教科書Online](https://www.jmrlsi.co.jp/img/info/info-3.png)