

ここ数年、糖質オフや機能訴求などさまざまなシリアルが各社から発売され、店頭での存在感が高まっている。そこで今回、シリアルがどのように食べられているのかについて調査を行った。
最近3か月内のシリアルの飲食頻度をみてみると、週に1日以上食べている人は全体の約18%だった。2020年2月と飲食頻度を比較すると、「増えた」よりも「減った」人の方が多い(図表1)。一方、オートミールの飲食頻度では、3か月以内に食べた人は全体の6.0%とごくわずかだったが、頻度の増減では「増えた」が「減った」よりも多い(図表2)。
レポートダウンロード
レポートのPDFダウンロードには有料の会員登録が必要です。
- 朝食だけでなく昼食や間食でも食べられるシリアル
- 若い層も取り込み市場浸透
- おいしさで選ばれる「フルグラ」
- シリアルはコロナからの回復で成長が期待できる
- 消費者の動き 【消費心理の下げ止まり】
- 売れている食品・メニュー 【缶チューハイ市場の好調】
- 東京市場 【外食の新たな実験店】
- 地産地消 【新たな観光資源を作る取組】
- 食品企業の経営 【コスト構造の抜本見直し】
- 製品開発 【コーヒー・紅茶の新商品】
- 価格政策 【緊急事態宣言による価格影響】
- プロモーション 【人気アニメとのコラボキャンペーン】
- チャネル政策・チャネル動向 【消費者に直接届けるチャネル】
- ヘッドラインクリップ 2021年2-3月の動向
最新バックナンバー
- 異なる購買体験を提供するリアル書店とEC書店 衝動買いが満足度を最大20%アップ!
- 「チョコレートの今後購入意向は80%以上! 意外にも男性20~30代と管理職が市場を牽引
- 清貧・ゆとり世代が消費を牽引!賞与の使い道は?
参照コンテンツ
- 「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 第119号 "自粛"で変わる購買行動とライフスタイル
- 「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 第49号 加工食材の利用と手作り意識
- 消費者調査データ シリアル(2017年7月版) 直近購入ベスト3をグラノーラが占める
- MNEXT 眼のつけどころ 市場脱皮期の富裕層開拓マーケティング―価格差別化戦略(2021年)
- 消費反発の現場を探る 帝国ホテルのブッフェから(2021年)
- オリジナルレポート コロナ下とコロナ後の消費の展望(2021年)
おすすめ新着記事

猛暑に伸びる、3年連続過去最高更新のミネラルウォーター
ミネラルウォーター市場は、コロナ禍の落ち込みからたった1年で成長軌道を取り戻し、2024年には前年比10.5%増の4,794億円余、過去最高を3年連続で更新した。背景にあるのは、続く猛暑の夏に伴う水分補給ニーズ、メガトレンドである健康志向、災害対応の備蓄などだ。

消費者調査データ 植物性ミルク 首位は「キッコーマン 豆乳」、再購入意向にはオーツやアーモンドミルクも
低カロリーで高栄養が支持され堅調に拡大する植物性ミルク。調査結果では「キッコーマン 豆乳」が全項目で首位となった。プレータイプの豆乳が上位に目立つが、再購入意向ではオーツやアーモンドミルクも上位に食い込んだ。

大阪万博を盛り上げたのはリアルなつながり 日本への期待を提示した184日間
EXPO2025 大阪・関西万博(以下大阪万博と呼ぶ)が184日間の会期を終え、10月13日に閉幕を迎える。 入場チケット販売数は2200万枚を超えるなど多くの人が来場しており、誰がどのように来場し、何を感じたかを調査した。


![戦略家のための知的羅針盤[エム・ネクスト]product by 松田 久一](/img/mnext-sub-title.png)