日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net

公開日:2020年03月24日

企画に使えるデータ・事実 成長市場を探せ
家庭用冷凍食品(2020年版)





 2018年の冷凍食品(家庭用)の国内生産量は前年比3.7%増の68万7,236トンで4年連続増加した。輸入冷凍食品を含む国民一人当たりの消費量も拡大、直近10年間で24%も増加した。




 家庭用冷凍食品の増加を後押ししているのは、メーカーの技術革新による高品質化に加えて、高齢化や女性の就業率の増加を背景にした食の簡便化だ、省力化ニーズの高まりだ。ここ最近は、メーカーや流通、とくにコンビニなどで、容器のまま解凍・加熱が可能な一人前食べきりサイズの冷凍食品への注力が目立つ。イオンが手掛けるフランスの高級冷凍食品「ピカール」も取扱店舗を増やしている。外食チェーンでも消費税の軽減税率の適用される冷凍食品に注目、「ピエトロ」や「ロイヤルホスト」など店舗で食べるのと同程度の品質の冷凍食品を、持ち帰りとして販売する企業も増えている。

 2019年は台風や水害などの際の非常食としての需要もあり、1.5~2%程度の成長が見込まれている。さらに、2020年に入り、新型肺炎の拡大防止のために不要不急の外出、さらには公立学校の一斉休校の要請などにより、家庭内で過ごす時間や子供一人での調理などが増加したことで、各地のスーパーなどでは冷凍食品の品薄が伝えられる。保存性、簡便性に優れる冷凍食品は今後も家庭の食卓での存在感を増しそうだ。


参照コンテンツ


シリーズ 成長市場を探せ


おすすめ新着記事

消費者調査データ ファーストフード<br>「マクドナルド」全項目首位 グルメバーガーブームの次のトレンドは?
消費者調査データ ファーストフード
「マクドナルド」全項目首位 グルメバーガーブームの次のトレンドは?

今回の調査では「マクドナルド」が全6項目で首位を獲得、2位以下に大差をつけた。マックは昨今、メニューを頻繁に入れ替えたり、スマホアプリ決済を導入するなど顧客満足度の向上に努めてきたが、こうした取組が評価されたと考えられる。一方でグルメバーガー系は下位に沈んでおり、ブームには一服感もみられる。

「食と生活」のマンスリー・ニュースレター<br>新型コロナウイルスのインパクト! コロナは購買行動にどのような影響を与えた!?
「食と生活」のマンスリー・ニュースレター
新型コロナウイルスのインパクト! コロナは購買行動にどのような影響を与えた!?

⽇本酒全体の出荷量は2012年以降減少している。しかし、⼤都市圏では、⽇本酒の品ぞろえを多くして、話題になっている飲⾷店も増えているようだ。調査の結果、日本酒初回飲用時にポジティブな印象があるほど、また食意識の高い人ほど日本酒に好意的な傾向がみられた。

成長市場を探せ 納豆(2020年版)
成長市場を探せ 納豆(2020年版)

「健康に良い」「免疫力を高める」などのイメージを持つ納豆が売れている。市場規模は2018年までに7年連続のプラスと成長を続けている。最近では納豆菌の研究が進み、免疫機能を高めるとされる菌株を使った商品も好調だ。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の国内感染が報じられてからは、予防に効果があるというフェイクニュースが流れたことも記憶に新しい。健康意識の高まりを背景に、今後も持続的な成長が期待できそうだ。






会員登録のご案内
消費社会白書2020
研修テキストに使える!コンテンツパッケージ販売のご案内
「戦略200+」比較分析ツールのご案内
マーケティングモニターのご案内
データでわかる辛口性格診断
page top

JMR生活総合研究所マーケティングサイトに掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権はJMR生活総合研究所に属します。

Copyright (c) 1997-2020 Japan Consumer Marketing Research Institute. All rights reserved.