
2018年のカップめんの生産量は33億2,2498万食、前年比0.6%増ながらも6年連続のプラスとなった(JAS格付数量 一般社団法人日本即席食品工業協会)。日本人一人当たり年間45食が消費されている計算だ。
カップめんの市場は何度かの前年割れはあったものの、成長基調で推移、2001年と比較すると約2割拡大している。カップめんの市場は、「カップヌードル(日清食品)」に代表される定番の強い市場だが、ここ最近注目されているのは、シニアなどをターゲットとした健康志向の商品だ。「カップヌードル」ブランドからは、糖質・脂質50%offの「カップヌードルナイス」が、明星食品からも低糖質の「明星 低糖質麺ローカーボNoodles」などが、東洋水産からは「うまいつゆ 塩分オフ」などが発売されている。糖質や脂質に気を使い、カップめんの食頻度が低いシニアや女性層を取り込む狙いがあるとみられる。新しい切り口で投入される新商品がより一層の市場拡大につながるかが注目される。

参照コンテンツ
シリーズ 成長市場を探せ
おすすめ新着記事

消費者調査データ スナック菓子 「カルビーポテトチップス」首位揺るがず、PBは高再購入意向保つ
好調が続くスナック菓子市場の消費者調査データをみると、カルビーの「ポテトチップス」をはじめ、ロングセラー強さが目立つ結果となった。一方、再購入意向上位にはPBが食い込んだ。

成長市場を探せ コロナ禍からの回復続く居酒屋業態 けん引車はネオ居酒屋か
コロナ禍で大きな打撃を受けた居酒屋が回復を続けている。けん引しているのは、「ネオ居酒屋」「ネオ大衆酒場」などといわれる業態や、特定のメニューに特化した業態だ。

消費者調査データ チョコレート 首位「明治チョコレート」、追う「ガーナ」、再購入意向上位にはプレミアムチョコレートも
カカオショックのなか、最需要期を迎えたチョコレート市場。調査結果では明治チョコレートが首位で、「失敗しない」安心感のあるロングセラーがそれに続く。再購入意向首位にはリンツで、プチ贅沢需要もうかがえる。


![戦略家のための知的羅針盤[エム・ネクスト]product by 松田 久一](/img/mnext-sub-title.png)