![](https://www.jmrlsi.co.jp/top/img/ogp/seicho028.jpg)
2018年のカップめんの生産量は33億2,2498万食、前年比0.6%増ながらも6年連続のプラスとなった(JAS格付数量 一般社団法人日本即席食品工業協会)。日本人一人当たり年間45食が消費されている計算だ。
カップめんの市場は何度かの前年割れはあったものの、成長基調で推移、2001年と比較すると約2割拡大している。カップめんの市場は、「カップヌードル(日清食品)」に代表される定番の強い市場だが、ここ最近注目されているのは、シニアなどをターゲットとした健康志向の商品だ。「カップヌードル」ブランドからは、糖質・脂質50%offの「カップヌードルナイス」が、明星食品からも低糖質の「明星 低糖質麺ローカーボNoodles」などが、東洋水産からは「うまいつゆ 塩分オフ」などが発売されている。糖質や脂質に気を使い、カップめんの食頻度が低いシニアや女性層を取り込む狙いがあるとみられる。新しい切り口で投入される新商品がより一層の市場拡大につながるかが注目される。
![](./images/seicho028.png)
参照コンテンツ
シリーズ 成長市場を探せ
おすすめ新着記事
![消費者調査データ 炭酸飲料(2024年7月版) 首位「コカ・コーラ」、迫る「三ツ矢サイダー」、高い再購入意向の無糖炭酸水](https://www.jmrlsi.co.jp/inc/mranking411ecs.jpg)
消費者調査データ 炭酸飲料(2024年7月版) 首位「コカ・コーラ」、迫る「三ツ矢サイダー」、高い再購入意向の無糖炭酸水
2023年は3年連続プラスとなった炭酸飲料。調査結果を見ると、今回も「コカ・コーラ」が複数項目で首位を獲得したが、2位の「三ツ矢サイダー」の猛追が光る。再購入意向は、無糖炭酸が上位に食い込んだ。
![消費者調査データ スポーツドリンク・熱中症対策飲料(2024年7月版) 首位「ポカリスエット」、追い上げる「アクエリアス」](https://www.jmrlsi.co.jp/inc/mranking410ecs.jpg)
消費者調査データ スポーツドリンク・熱中症対策飲料(2024年7月版) 首位「ポカリスエット」、追い上げる「アクエリアス」
人流の回復や猛暑などを背景に伸びる熱中症対策飲料・スポーツドリンクの調査結果をみると、ロングセラー「ポカリスエット」が再購入意向を除く5項目で首位を獲得した。5ポイント程度の差で追うのは「アクエリアス」。さらに10ポイント前後のビハインドで「GREEN DA・KA・RA」が続く。
![成長市場を探せ 初の6,000億円超え、猛暑に伸びるアイスクリーム](https://www.jmrlsi.co.jp/inc/seicho070s.jpg)
成長市場を探せ 初の6,000億円超え、猛暑に伸びるアイスクリーム
2023年度、空前の暑さを追い風に、アイスクリーム市場は初の6,000億円超えを達成、4年連続で過去最高を更新した。2023年の夏日日数は140日、実に1年の4割近くの日が「アイスクリームを食べたくなる」気温である25度を超えたことになる。
![J-marketingをもっと活用するために](https://www.jmrlsi.co.jp/img/info/info-0.gif)
![無料で読める豊富なコンテンツ](https://www.jmrlsi.co.jp/img/info/info-1.png)
![プレミアム会員サービス](https://www.jmrlsi.co.jp/img/info/info-2.png)
![戦略ケースの教科書Online](https://www.jmrlsi.co.jp/img/info/info-3.png)