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無菌包装米飯(2019年版)

 


 人口減や少子高齢化などの影響でコメの消費が減り続けているなかで、2018年の無菌包装米飯(パックご飯)市場は9年連続で増加し、過去最高を更新した(農林水産省「食品産業動態統計調査」)。




 無菌包装米飯は1998年に佐藤食品工業が発売した「サトウのごはん」が先駆けだが、伸びが著しいのは東日本大震災以降だ。防災意識の高まりで非常食として買い置きする人が増えたとみられる。加えて技術革新によりおいしさがアップ、高齢化や単身世帯の増加などにより日常食としても利用が進む。2017年には原材料のコメ価格の上昇で、各社が値上げに踏み切ったにも関わらず、市場の拡大は止まらず、需要に供給が追い付かないほど。メーカー各社は投資により供給増を図り、大手スーパーに加えて一部コンビニでも自社ブランドを立ち上げた。

 外食よりも割安で保存がきき、簡便で品質も高いことなどが、受け入れられ、今後もさらに拡大が期待できる市場である。


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