日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net

公開日:2019年02月20日


企画に使えるデータ・事実 成長市場を探せ
チョコレート(2019年版)

 


 健康志向の商品の増加や、インバウンド需要などに支えられて、2017年のお菓子市場は5年連続のプラス成長となった。なかでも好調なのがチョコレートだ。チョコレート市場は前年比4.6%増の5,500億円で、7年連続で過去最高を更新、堅調に拡大を続け、菓子市場の成長をけん引している(全日本菓子協会)。




 チョコレートの成長を支えているのは、大人向け商品だ。チョコレートに含まれるテオブロミンやフラボノールの効能についての研究結果が発表され、従来の「太る」「虫歯になる」などのマイナスイメージに代えて、健康に良いというイメージが浸透しつつある。これを受けてハイカカオチョコレートが好調に推移、さらにBean to Bar(カカオ豆の状態から製品に至るまで全工程を一貫した作り手が担う製法)や産地や製法にこだわったプレミアム製品が人気を集めている。

 また、年間の需要のピークであるバレンタインは、今後のチョコレートのトレンドに影響を与えるイベントでもある。2019年のバレンタイン商戦では、通常のカカオ豆から赤みがかったものを厳選して作られる「ルビーチョコレート」が第4のチョコレートとして目玉商品に躍り出た。自然由来のピンク色と果実のようなさわやかな酸味が特徴だ。そのほかにも、「ブロンドチョコレート」や「カカオニブ」、「オーガニック」や「シュガーフリー」など、次のトレンドを思わせるキーワードが散見された。高付加価値化のすすむチョコレート市場の、次の一手となるかが注目される。


チョコレートの最新消費者ランキング(2020年1月更新)はこちら!




参照コンテンツ


シリーズ 成長市場を探せ


おすすめ新着記事

陽性者報道の消費インパクトは1人3円から1円へ コロナへの関心低下鮮明に
陽性者報道の消費インパクトは1人3円から1円へ コロナへの関心低下鮮明に

当社独自の推計モデルを用いて、コロナ陽性確認者数が消費支出に与える影響の推計を試みるコンテンツ第三弾。今回は、前回モデルに7月の消費支出データを追加し、モデルの修正を行った。その結果、前日の陽性確認者数が1人増えると、消費支出の日別支出は約1円減少するという結果が得られた。前回モデルの1人増えると3円減少という結果よりもインパクトが小さいことがわかる。要因は、消費者のコロナへの関心の低下だ。

特集:コロナ禍の消費を読む 家電出荷は先行復活の気配
特集:コロナ禍の消費を読む 家電出荷は先行復活の気配

コロナ禍において、家電出荷は先んじて回復の動きが出ている。ノーリモートワークの導入が進む中でノートパソコンが復調に転じた。AV機器においても、コンテンツ消費の活発化などを後押しに復調の動きがみられる。白物家電では「ホットプレート」や「空気清浄機」など食生活や住環境の改善に力点を置いた宅内充実の動きが、裾野の拡がりをみせている。

マスク生活で熱中症危険度は高止まり?注目集まる「塩」入り飲料
マスク生活で熱中症危険度は高止まり?注目集まる「塩」入り飲料

今年上期の清涼飲料市場は、外出自粛などの影響を受け前年比10%程度のマイナスとなった。6月以降は回復の兆しがみられ、特に8月は東京都心の猛暑日が1875年の統計開始以来最多を記録するなど、マスク着用とあいまって例年以上に熱中症リスクが増加。メーカー各社も熱中症対策の周知に注力している。(2020.09.16)






コロナ経営危機を乗り越える!中堅ビジネス向け無料オンライン相談
会員登録のご案内
消費社会白書2020
「戦略200+」比較分析ツールのご案内
マーケティングモニターのご案内
データでわかる辛口性格診断
page top

JMR生活総合研究所マーケティングサイトに掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権はJMR生活総合研究所に属します。

Copyright (c) 1997-2020 Japan Consumer Marketing Research Institute. All rights reserved.