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公開日:2017年12月14日

戦略200+・企業活動分析
キヤノン株式会社
16年12月期は減収減益。大幅な円高進行が影響
2016年12月期決算の総括

キヤノンの2016年12月期の連結決算は売上高3兆4,015億円(前年比10.5%減)、営業利益2,289億円(同35.6%減)で、減収減益となった。オフィス向け複合機はカラー機の販売が市場を上回る成長を実現し、縮小が続くモノクロ機を合わせても販売台数は前年並みとなった。レーザープリンターは新興国の景気低迷の影響を受け、底打ちした。レンズ交換式デジタルカメラは新製品が販売を牽引し、販売台数が前年度を上回ったが、コンパクトデジタルカメラは市場の縮小が続き、前年度を下回った。インクジェットプリンターは販売台数が前年度を上回った。一方産業機器では、パネルメーカーの積極的な設備投資を背景に売り上げが伸長した。全体としては円高影響もあり、売上高は減収となった。一方営業利益に関しては、グループをあげて営業費用を抑制したものの、大幅な減益となった。2016年度は「戦略的大転換を果たし、新たなる成長に挑戦する」をスローガンとした、「グローバル優良企業グループ構想フェーズⅤ 」 (2016-2020年) がスタート。実績は減収減益ながら、商業印刷、ネットワークカメラ、産業機器、ヘルスケアと、今後の成長を牽引する新規事業の四つの柱が出揃った。同フェーズⅤの2年目である2017年は創立80周年にあたるため、節目にふさわしい年とすべく「改革を加速し、戦略的大転換を強力に推進する」ことを目標としている。今後は、現行事業の徹底強化に加え、新規事業の強化拡大・将来事業の創出に注力していく。

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