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公開日:2025年02月10日

戦略200+・企業活動分析
エバラ食品工業株式会社
24年3月期は業務用好調で増収も原価率上昇で減収に
2024年3月期決算の総括

エバラ食品工業の2024年3月期連結決算は、売上高452億円(前期比4.1%増)、営業利益24億円(同19.2%減)と増収減益であった。中期経営計画「Unique 2023~エバラらしさの追求~」の最終年度となる2023年度は、売上は、食品事業において業務用商品が外食産業の回復もあり、外食及び中食市場向けに展開した商品が年間を通じて売上を伸ばしたほか、丸二株式会社が連結開始となったことが寄与し、増収に。利益面は、原材料価格の高騰や商品構成の変化による売上原価率上昇の影響もあり、減益となった。セグメント別では、食品事業の家庭用商品においては、『プチッとうどん』『プチッと鍋』など、ポーション調味料の売上増が全体をけん引し、売上高288億円(前期比2.0%増)。業務用商品においては、外食産業の回復に加え、価格改定効果もあり、全商品群で売上を伸ばし、海外事業でも全ての現地法人で売上が増加、丸二(株)の連結効果もあり、売上高91億円(同14.9%増)。食品事業全体でも、売上高379億円(同4.8%増)で増収となった。物流事業では、新規顧客の開拓に努めたが、大手顧客との契約終了の影響もあり、売上高66億円(前期比0.5%減)の減収となった。2024年5月には新たに策定した「⾧期ビジョン」及び「中期経営計画」を発表。10年後のグループのありたい姿を「おいしさ、たのしさ、あたらしさで食カテゴリーを創造する企業」と設定、新中期経営計画「Ebara Reboot 2026」は⾧期ビジョンを3ステップで段階的に実現する最初のステップ「投資実行・構造改革」のフェーズ、「成長への基盤固め」と位置づけた。計画初年度の2024年度からは、基本戦略である「既存事業/領域を磨き上げ、高収益化を追求」「新市場/新価値創造による新たな成長軌道の確立」「従来の枠組みに捉われない経営基盤改革の深化」の課題に取り組む。


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