
これは、
- 「食と生活」に関する弊社オリジナル調査の結果と、
- 主要紙誌の「食」関連の掲載記事から見えてくる「食と生活」のトレンドを整理したヘッドラインクリップ
「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 第110号は、
- オリジナル調査結果 万能調味料化で用途広がる焼き肉のたれ
- 業界クリップ - 2019年6-7月の動向

焼き肉のたれ類市場は拡大傾向が続いており、レシピサイトなどで焼き肉の用途以外の使い方に関する情報も増えている。今回は家庭での肉の食べ方と、焼き肉のたれ類を中心に調味料の利用状況について調べた。
家庭内で肉を調理して食べる頻度をみてみると、牛肉、豚肉、鶏肉のいずれか(肉全体)を週に2~3回以上食べる率は57.6%と過半数を超えた(図表1)。
- 女性子育て・子手離れ期で特に高い肉食事頻度
- 基本調味料の所有率を上回るマヨネーズ、ケチャップ
- 過半数がたれ類を商品名とは別の料理で使用
- 万能調味料として使用されるたれ類
- 消費者の動き 【増税前に消費者心理の悪化続く】
- 売れている食品・メニュー 【タピオカの人気続く】
- 東京市場 【「伊右衛門サロン」が渋谷に登場】
- 地産地消 【農商連携の取組】
- 食品企業の経営 【外食の規制・社会性テーマ対応】
- 製品開発 【コカ・コーラのエナジードリンク】
- 価格政策 【高級食パンブーム】
- プロモーション 【夏休み向け工場見学】
- チャネル政策・チャネル動向 【スマホによる注文・会計サービス】
- ヘッドラインクリップ 2019年6-7月の動向
最新バックナンバー
- 【第143号】 広まるネットショッピング 特定層に留まるSNS購買とフリマアプリ
- 【第142号】 メリット拡がる冷凍食品、子育て女性が需要牽引
- 【第141号】 高まる朝食意識、拡がる"ハイブリッド食"
参照コンテンツ
- 「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 第102号
利用広がるおかず用調味料 ―心理負荷軽減背景に - 消費者調査データ メニュー用調味料(2019年3月版)
盤石Cook Do、追う丸美屋の麻婆豆腐の素 - 企画に使えるデータ・事実 成長市場を探せ たれ類(2019年版)
おすすめ新着記事

5G(第5世代移動通信システム)
5Gとは「第5世代移動通信システム(5th Generation)」のことで、通信規格の名称。現在の「4G」に続く最新の規格で、日本では2020年3月から商用化が開始された。4K/8Kの高精細映像などの大容量コンテンツの伝送や、自動運転や遠隔ロボットへの活用、IoTの普及などが期待されている。

テイクアウト、デリバリーで伸びる洋風ファーストフード
コロナ禍で外食全体が苦戦するなか、ハンバーガーチェーンなどの洋風ファーストフード業態は、コロナ前の2019年と比較しても116.2%と伸長している。原動力となったのは、感染症対策がしやすく、テレワークなど働き方・ライフスタイルの変化に伴うテイクアウトやデリバリーの拡大だ。原材料の値上がりや、健康意識、環境配慮意識の高まりなどの不安要素はあるものの、今後も成長が期待される業態だ。

広まるネットショッピング 特定層に留まるSNS購買とフリマアプリ
コロナ禍でオンラインショッピングの利用が増えている。利用チャネルもアマゾンや楽天だけにとどまらず、多様な買い方がされている。今回は、その中でもSNSを通じた購買やフリマアプリの利用に焦点を当て、今後の利用拡大の可能性を探ってみた。



