
2024年のミネラルウォーター類の販売金額は前年比113.8%で3年連続2桁成長、生産数量は104.1%となり、ともに成長が続いている(全国清涼飲料連合会)。
今回は、当社が任意に選んだミネラルウォーター(一部フレーバーウォーターを含む)24ブランドについて、「知っている(認知)」、「3ヶ月以内に店頭などで見た(店頭接触)」「買って飲んだことがある(購入経験)」、「最近3ヶ月以内に買って飲んだ(3ヶ月内購入)」、さらに「今後(も)飲みたい(今後意向)」と「購入経験者における今後の購入意向(再購入意向)」という6項目について、インターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けする。
調査結果を見ると、前回(2024年9月版)と同様、「サントリー 天然水(サントリー)」が全項目で首位を獲得した。「サントリー 天然水」は、再購入意向以外の5項目で、2位の「い・ろ・は・す 天然水(コカ・コーラシステム)」に10ポイント前後の差をつけており、トップブランドらしい強さをみせつけた。
「サントリー 天然水」を追う「い・ろ・は・す 天然水」は、再購入意向以外で2位を獲得。前述のように「サントリー 天然水」には及ばないものの、3位の「アサヒ おいしい水 天然水(アサヒ飲料)」に対しては、認知や引用経験などで20ポイント程度の大差をつけて、2番手として確固としたポジションを得ている。
再購入意向をみると、首位の「サントリー 天然水」は唯一7割超え、6位の「アサヒ おいしい水 天然水」までが6割台に乗せている。6割以上のものをみると、「サントリー 天然水」と「い・ろ・は・す 天然水」は、ラインエクステンションのフレーバーウォーターもランクインしており、これら2ブランドの強さが伝わってくる結果となった。また、2位の「トップバリュ 天然水(イオン)」をはじめとして、トップ10以内にPBが3ブランド食い込んでおり、今回もPBのリピート意向は高い。
ミネラルウォーター市場は、夏の猛暑対策や、メガトレンドである健康志向の高まり、サステナブルへの志向などの追い風に加え、ここ数年来相次ぐ食品値上げで相対的に割安感が出ていることも強みとなり、順調な成長を遂げている。2025年も長期予報では「猛暑」だ。熱中症対策として、水分補給の重要性はますます浸透しており、最需要期を迎えるミネラルウォーター市場から目が離せない。
- 注目ランキング
-
- 3ヶ月内購入
- サントリー 天然水(サントリー) 30.0%
- い・ろ・は・す 天然水(コカ・コーラシステム) 20.0%
- アサヒ おいしい水 天然水(アサヒ飲料) 8.3%
- 再購入意向
- サントリー 天然水(サントリー) 71.1%
- トップバリュ 天然水(イオン) 65.8%
- サントリー天然水 フレーバーウォーター(サントリー) 62.9%
- い・ろ・は・す 天然水(コカ・コーラシステム) 60.5%
- 3ヶ月内購入
詳細データのダウンロード
クロス集計表 サンプルイメージ
調査概要
提示24ブランド
- サントリー天然水(サントリー)
- アサヒ おいしい水 天然水(アサヒ飲料)
- キリン 自然が磨いた天然水(キリンビバレッジ)
- 富士山麓のおいしい天然水(ポッカサッポロ フード&ビバレッジ)
- い・ろ・は・す 天然水(コカ・コーラシステム)
- 磨かれて澄みき切った日本の水(伊藤園)
- ミウ おいしい水(ダイドードリンコ)
- フロムアクア(アキュア)
- 天然アルカリ温泉水財宝(財宝)
- 日田天領水
- 富士ミネラルウォーター
- 富士山の天然水(アイリスフーズ)
- エビアン(伊藤園)
- コントレックス
- ペリエ
- クリスタルガイザー(大塚食品)
- サンペレグリノ
- セブンプレミアム天然水(セブン&アイ)
- ファミマの天然水(ファミリーマート)
- ローソンオリジナル天然水(ローソン)
- トップバリュ 天然水(イオン)
- みなさまのお墨付き 天然水(西友)
- サントリー天然水 フレーバーウォーター(サントリー)
- い・ろ・は・す フレーバーウォーター(コカ・コーラシステム)
調査設計
調査手法:インターネットリサーチ調査期間:2025年2025年5月30日~5月31日
調査対象者:インターネットモニター 20歳~69歳 全国の男女個人
有効回収サンプル数:1,001サンプル
サンプル構成(%)


参照コンテンツ
おすすめ新着記事

「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 20代男性の半数が有料フィットネスを利用! 心理的充足が継続・満足の鍵
24時間営業のジムなど様々なタイプの有料フィットネスサービスが登場している。どういった人が利用しているのか、その目的は何か、満足度は、などその実態を調査した。

成長市場を探せ 多様化進み4年連続過去最高の茶飲料(2026年)
4年連続で過去最高を更新した茶飲料。健康志向の高まりで、ノンカフェインの麦茶やルイボスティーなどが伸びる一方、緑茶は抹茶人気による茶葉高騰で危機が忍び寄る。

成長市場を探せ 話題性が需要を加速する炭酸飲料市場(2026年)
炭酸飲料が伸びている。5年連続プラスで、過去最高も4年連続の更新だ。メガトレンドの健康志向に沿う新商品も好調だが、それと逆の「背徳感」を売りにした「ギルティ炭酸 NOPE」も記録的な初動に。話題性が市場全体を底上げしている。





![戦略家のための知的羅針盤[エム・ネクスト]product by 松田 久一](/img/mnext-sub-title.png)