日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net

マーケティング用語集
プライス・ライニング
プライス・ライニングとは

 製品ラインのランクに応じて多段階な価格設定をするもので、この価格ランクをプライス・ラインや価格線ということから、価格ライン政策とも呼ばれます。例えば、ネクタイなどで見られる、3,000円均一、5,000円均一、一万円均一などが典型例で、普及品・中級品・高級品といったランクを設定し、そのランクに応じて同一価格を設定する方法です。

 プライス・ライニングは、多品種の製品を販売していて、個々の製品について個別に価格設定をするのではなく、製品ライン全体で利益最大化を狙う価格設定をする場合に用いられます。

 消費者にとっては、いくつかの価格ランクに分かれていると、自分自身の価値判断と合致した価格帯の製品を容易に選択できる一方、逆に、実勢価格がよく分からない場合は、選択が難しくなることもあります。


製品ライン体系づくりの切り口

 プライス・ライニングという視点に立つと、顧客の購買力の格差(ランク)を想定した製品ラインを構築するという切り口が得られます。特に、機能や性能など分かりやすい製品属性によるバリエーション化が可能な場合、様々なバリエーションを同一価格に設定するのではなく、顧客の購買力ランクに適合させたいくつかの価格帯で設定することで、これまでと異なる製品体系を開発することができます。例えば、自動車では同一車種でも多数のグレードが準備されています。

 一方、企業としては、高い価格帯を設けることで普及品の安さを訴求したり、安い価格帯をラインナップすることで、高い価格帯の製品の高級感を打ち出すことができます。ただし、設定するそれぞれの各価格帯は、その価格帯における機能や性能、品質、グレードなどを代表するものとなるため、消費者が明確に品質差が認識できるだけの価格差になるよう工夫する必要があります。



参照コンテンツ


関連用語


おすすめ新着記事

暮らしに寄り添う再開発計画 池袋はコロナ禍でも安心な「都市のリビング」
暮らしに寄り添う再開発計画 池袋はコロナ禍でも安心な「都市のリビング」

豊島区は「公園が街を変える!」というスローガンのもと、池袋周辺の四つの公園の整備を行ってきました。それが、まるでコロナ禍を予期していたかのように屋外を活かしたものになっているのです。今回は、そんな公園を中心とした再開発にスポットを当てた安心安全な街づくりに注目します。

「消滅可能性都市」から緑豊かな「国際アート・カルチャー都市」へ!池袋は今、魅力爆上がりタウンに大変身中!(前編)
「消滅可能性都市」から緑豊かな「国際アート・カルチャー都市」へ!池袋は今、魅力爆上がりタウンに大変身中!(前編)

何かとカオスでダークなイメージがつきまとう街、池袋。しかし2014年、豊島区が「消滅可能性都市」に選ばれたことをきっかけに、官民挙げての再開発プロジェクトが発足。今回は新たに「まち全体が舞台の誰もが主役になれる劇場都市」へと生まれ変わった池袋を訪ねました。

強い「チョコレート効果」、リピート意向高い機能訴求商品
強い「チョコレート効果」、リピート意向高い機能訴求商品

2020年はコロナ禍の巣ごもり消費でチョコレートの需要が伸びた。今回の調査では、前回同様に「チョコレート効果」(明治)が複数項目で首位を獲得、強さを見せつけた。チョコレートの一大需要期であるバレンタイン商戦も、今年はステイホームやECへのシフトなどで大きく様変わりする可能性が高い。生活環境が大きく変化する中での競争の行方が注目される。



J-marketingをもっと活用するために
無料で読める豊富なコンテンツ プレミアム会員サービス 戦略ケースの教科書Online


マーケティング用語集

会員登録のご案内
消費社会白書2021
「戦略200+」比較分析ツールのご案内
マーケティングモニターのご案内
データでわかる辛口性格診断
facebook
page top

当サイトに掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。一部の例外を除き、著作権はJMR生活総合研究所に属します。

Copyright (c) 1997-2021 Japan Consumer Marketing Research Institute. All rights reserved.