日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net



マーケティング用語集
ブランドネーム戦略




1.ブランド名の決め方

 自社の商品・サービスをブランド化する際に、どのようなブランド名を用いるかはブランド戦略上、大変重要です。P.コトラーによれば、ブランド名の決め方として、大きくは「単独ブランドか、ファミリー化か」、具体的には「個別の名称、統一ファミリーネーム、複数ファミリーネーム、企業&個別ネーム」の四つとなります。
 現実には、統一ファミリーネームとはコーポレートブランド(企業が提供する商品・サービスに統一して用いる)、分割ファミリーネームとしては事業ブランド(事業単位で統一して用いる)とファミリーブランド(複数のカテゴリーに属する商品・サービスに共通して用いる、同一カテゴリーで異なる品質水準に応じて用いる)、個別ブランド(個々の商品・サービスごとに用いる)として展開されています。


2.具体例

 事業ブランドの例としては、松下電器産業のパナソニック(Panasonic)、ナショナル(National)が挙げられます。パナソニックは日本国内における映像・音響ならびに情報・通信機器ブランド、かつグローバルブランドとして用いられており、家電でおなじみのナショナルは日本国内に限定されたブランドです。
 ヘアケア製品、ボディケア製品、洗顔料などカテゴリー横断型の統一ブランドである「植物物語」や、顧客層やグレード別にブランドを設定している「リバイタル」「エリクシール」などの化粧品のブランドは、ファミリーブランドの一例です。
 また、「アサヒスーパードライ」や「キリンラガービール」はコーポレートブランドと個別ブランドを組み合わせて、メーカーを顕示すると同時に製品を特徴づけています。


3.ブランド・ネームの要件

 ブランド・ネームとは製品コンセプトを強化し完成するものです。望ましい要件としてコトラーは次の五つの要件をあげています。

  1. 何か製品のベネフィットを示唆するものであること。
  2. 製品の品質を示唆するものであること。
  3. 発音しやすく、分かりやすく、覚えやすいこと。
  4. 特徴的なこと。
  5. 外国や外国語で悪い意味を持たないこと。



おすすめ新着記事

消費者調査データ<br>無糖茶<br>緑茶飲料が上位独占も、むぎ茶ブームは定着するか
消費者調査データ
無糖茶
緑茶飲料が上位独占も、むぎ茶ブームは定着するか

2017年の茶系飲料市場は、無糖茶が市場の伸びを牽引している。今回の調査でも伊藤園の「お~いお茶 緑茶」が複数項目で首位を獲得、僅差でサントリー「伊右衛門」が続く結果となった。しかし、再購入意向ではコンビニPB3商品が上位に入るなど躍進。18年夏の記録的な猛暑が影響し、熱中症対策として安価なPBが選ばれた結果だと考えられる。

消費者調査データ<br>レトルトカレー<br>強い定番、ロイヤル層を掴む複数パック
消費者調査データ
レトルトカレー
強い定番、ロイヤル層を掴む複数パック

カレールウの市場規模を抜いたとされるレトルトカレー。今回の調査では、7項目中5項目で「ククレカレー」が首位を獲得した。だが2位との差は小さく、「銀座カリー」「ボンカレー」などロングセラーブランドが激しい闘いを繰り広げている。一方再購入意向では「インドカリー(新宿中村屋)」などのプレミアムブランドが上位にランクインするなど様相は異なる。単身世帯の増加や少子高齢化でますますの需要増が見込まれるレトルトカレー市場。今後の行方に注目したい。

「食と生活」のマンスリー・ニュースレター<br>伸びるレトルトカレー 品質向上がカレールーを脅かす
「食と生活」のマンスリー・ニュースレター
伸びるレトルトカレー 品質向上がカレールーを脅かす

レトルトカレーの需要が伸びている。店頭には様々なブランドが並び、幅広い価格帯の商品が揃っている。今回の調査では、1年前と比べてレトルトカレーの喫食率が上がっている一方、カレールーは減少傾向にあることがわかった。なぜレトルトが好まれるようになったのか、その背景を探る。






マーケティング用語集

【ポップアップ広告】モニター登録
マーケティングモニターのご案内
データでわかる辛口性格診断
マーケティング入門講座
会員登録のご案内
消費社会白書2018
「戦略200+」比較分析ツールのご案内
page top

JMR生活総合研究所マーケティングサイトに掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権はJMR生活総合研究所に属します。

Copyright (c) 1997-2018 Japan Consumer Marketing Research Institute. All rights reserved.