半歩先を読む日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net

ライセンスブランドやオリジナルブランドを数多く持っており、個別のブランド認知に加えて、企業イメージの訴求をより重視していきたいと考えています。どのように合理的に統合して消費者にアプローチしていけば良いのでしょうか?(アパレルメーカー、30歳)

 企業イメージと個別ブランドのすみわけ、またはコントロールについては、教科書的に コレという解答があるわけではありません。
業界や企業個別の事情によって大きく左右されますので一概にはいえません。

 とはいえ一般論としていうと、

  • 日本の多くの消費財メーカーでは、企業名を企業全体への信頼と好意の獲得のために企業名ブランドの形にして、その下に個別ブランドがある

というように企業名を重視して広告宣伝や商品パッケージに企業名を表示してきています。

 しかしライセンスブランドを多く持ち、個別ブランドの認知が企業名よりもすすんでいる場合は企業イメージと個別ブランドとの整合性や統合をはかるというよりも、企業イメージを大きなフィールドとして捉え創造していくべき企業イメージが何なのか、企業イメージの役割をどう考えるのかを、個別イメージとは次元の違う、抽象の水準をより上のものとして、明確にする必要があります。

 そして、個別ブランドに何ら制約を与えるものではないと位置付けよい企業イメージを形成していくためのメッセージ開発と発信と、個別ブランドとは組織も分けて、すみわけして推進していくということになります。

 しかし、企業イメージを商品を通じて伝えていく、とすると、御社のオリジナルブランドの中で、中核とするブランドを明確にし、中核ブランドの広告宣伝ウェイトを上げ、同じ部門または共同プロジェクトの形でメッセージを開発し資源配分を重点化して推進していく必要があります。


参照コンテンツ


おすすめ新着記事

花王「アタックZERO」、前回に引き続き全項目で首位
花王「アタックZERO」、前回に引き続き全項目で首位

2020年の国内の衣料用洗剤市場は微減となり、特に粉末洗剤で落ち込みが大きい。今回の調査では、昨年の調査に続き、花王「アタックZERO」が全項目で首位を獲得。前回特徴的だった広告接触と店頭接触の高さに代わって、3ヶ月以内購入と再購入意向の高さが目立った。広告、店頭戦略からトライアル、継続使用に結び付けた好例といえるだろう。

キャッシュレス決済、続く「PayPay」の快進撃
キャッシュレス決済、続く「PayPay」の快進撃

2020年のキャッシュレス決済比率は29.7%で、2015年から一貫して拡大を続けている。今回の調査では、「PayPay」の躍進が目立った。これまで行ったすべての調査で「PayPay」は広告接触で一貫して1位、認知や利用経験などその他の項目も上昇基調となっている。特に利用経験は2年間で約30ポイント、3ヶ月以内利用は約25ポイントも上昇。昨年と比べた利用増加率でも、「PayPay」のみが22.7%と2桁をマークしており、急速なユーザー層の広がりがうかがえる。

都心主要ラグジュアリーホテルのリバイバル戦略と行動直結プロモーション
都心主要ラグジュアリーホテルのリバイバル戦略と行動直結プロモーション

シティホテルの9月の客室稼働率は34.5%(前年同月差-44.8%)と、コロナ前と比べると危機的だ。固定費を圧縮し、助成金などの借り入れで延命するしかない。日本のような支援のないニューヨークでは、ホテルの20%が閉業し、2025年までの回復は難しいと言われている。まさに、業界は「産業衰退死」の段階を迎えている。



J-marketingをもっと活用するために
無料で読める豊富なコンテンツ プレミアム会員サービス 戦略ケースの教科書Online


マーケティング用語集

採用情報
J-marketingのトリセツ
会員登録のご案内
消費社会白書2022
「戦略200+」比較分析ツールのご案内
マーケティングモニターのご案内
データでわかる辛口性格診断
facebook
page top

当サイトに掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。一部の例外を除き、著作権はJMR生活総合研究所に属します。

Copyright (c) 1997-2021 Japan Consumer Marketing Research Institute. All rights reserved.