東日本旅客鉄道の2018年3月期の連結決算は、売上高2兆9,501億円(前期比2.4%増)、営業利益4,812億円(同3.2%増)と増収増益であった。運輸事業については、前年と比較し微増となる売上高となった。要因としては、上野東京ラインの常磐線直通列車の増発や、常磐線特急「ひたち」「ときわ」、東北新幹線「はやぶさ」や北陸新幹線「あさま」の利便性向上等、利便性と快適性を向上させる施策を打つとともに、営業面では地域間の交流人口拡大を目的に各種キャンペーンを実施。さらに、SUICAの適用範囲を拡大し、当連結会計年度末でSuicaの発行数は約6,942万枚となるなど、ハード、ソフトの両面において利便性が向上した。流通・サービス事業においては、東京駅の丸の内エリアに「グランスタ丸の内」等を新たに全面開業、加えて、駅構内店舗の販売力向上のため子会社のJR東日本リテールネットがJR東日本ステーションリテイリングを吸収合併するとともに、JR東日本ウォータービジネスを完全子会社とするための準備を行った。不動産・ホテル事業においては、「JR新宿ミライナタワー」のオフィスフロアへの入居による増収効果や、ルミネの売上が好調だった。
参照コンテンツ
シリーズ「移動」のマーケティング
- なぜ駅はスゴイのか?-変わる駅の役割と新たなビジネスチャンス
- 変わる家族と駅の役割
- 世代交代で変わる鉄道と駅の役割
- 消費のホットスポットとしての駅
- 移動の起点・終点としての駅
- ビッグデータの宝庫「駅」でのビッグデータ利用を阻むもの
- ネットワークと駅
- なぜこうなった?これからどうなる?駅ナカ
- 観光日本のゲートウェイ「駅」
競合他社の業績と比較分析する
おすすめ新着記事

成長市場を探せ コロナ禍からの回復続く居酒屋業態 けん引車はネオ居酒屋か
コロナ禍で大きな打撃を受けた居酒屋が回復を続けている。けん引しているのは、「ネオ居酒屋」「ネオ大衆酒場」などといわれる業態や、特定のメニューに特化した業態だ。

消費者調査データ チョコレート 首位「明治チョコレート」、追う「ガーナ」、再購入意向上位にはプレミアムチョコレートも
カカオショックのなか、最需要期を迎えたチョコレート市場。調査結果では明治チョコレートが首位で、「失敗しない」安心感のあるロングセラーがそれに続く。再購入意向首位にはリンツで、プチ贅沢需要もうかがえる。

「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 主食・米の値上げを8割が実感 価格と品質の間で揺れる食卓
日本人の主食である米は、値上げが続くなか、食頻度の減少が増加を上回る一方、品質を重視する層もみられ、消費者の中で「こだわり」と「節約」が並存していることがわかる。


![戦略家のための知的羅針盤[エム・ネクスト]product by 松田 久一](/img/mnext-sub-title.png)