

「腸活」が話題になって久しいが、そのブームは現在も継続しており、最近では「ヤクルト1000」が大ヒットするなど発酵食品は定期的に注目されている。今回は、腸活と発酵食品に着目して、どんな人がどのような理由で取り入れているのか調査を行った。
まず、認知浸透度を見てみると、「腸活」という言葉を知っている人が65.7%、内容まで知っている人が58.6%であった。また、実際に取り組んでいる人は35%であった(図表1)。腸活実施率を属性別に見てみると、性別による差が見られ、女性の45%が実施していることがわかった。性別・世代による差はより際立っている。特に女性団塊ジュニア以上の世代で高く、女性新人類と女性断層世代では5割を超える人が実施している(図表2)。
レポートダウンロード
レポートのPDFダウンロードには無料の会員登録が必要です。
- 定着が進む家飲み、ビール類が人気
- 存在感を示すプレミアムビール
- リニューアルが奏功した「スーパードライ」
- 高収入層やトレンド敏感層に選ばれるプレミアムビール
* 業界クリップ 2022年6月(全7頁)
- 消費者の動き 【コロナ感染の落ち着き】
- 売れている食品・メニュー 【業務用ビールの消費が回復】
- 東京市場 【都内各所で食のイベント】
- 地産地消 【鳥羽市でサツマイモのブランド化】
- 食品企業の経営 【代替肉への取組相次ぐ】
- 製品開発 【日清食品の「完全メシ」 】
- 価格政策 【夏以降も値上げ続く】
- プロモーション 【工場見学の再開】
- チャネル政策・チャネル動向 【ローソンの地域密着】
- ヘッドラインクリップ 2022年6月の動向
最新バックナンバー
- 【第144号】 浸透するプレミアムビール、進むビール市場の分解
- 【第143号】 広まるネットショッピング 特定層に留まるSNS購買とフリマアプリ
- 【第142号】 メリット拡がる冷凍食品、子育て女性が需要牽引
参照コンテンツ
- 「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 第135号 経験率は4割 内食化と健康志向が後押しする手作り保存食
- 「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 第115号 幅広い効果期待で選ばれるヨーグルト 乳酸菌・発酵食品類でも人気ダントツ
- 「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 第108号 健康志向と「映え」で伸びるチーズ需要
- 「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 第79号 健康志向により拡がるヨーグルト習慣
- 消費者調査データ ヨーグルト(2022年3月版)
群を抜く「明治ブルガリア」、食経験さらに上昇、3ヶ月以内購入も高止まり
おすすめ新着記事

リード続ける「お~いお茶」、激化する2位争い 猛暑で注目の麦茶は?
2021年の茶系飲料の生産量は、前年のマイナスから一転、3.5%増となった。今回の調査では、「お~いお茶」が複数項目で首位を獲得。一方、2位争いはし烈で、「伊右衛門」「綾鷹」「生茶」が順位を入れ替えながら接戦を繰り広げている。巣ごもりに対応した、大容量やラベルレスの商品も好調で、市場は再び成長軌道に乗りつつある。

強い「コカ・コーラ」、再購入意向の高い炭酸水
2021年の清涼飲料水の生産量は3年ぶりに増加、炭酸飲料も生産量で前年比101.9%、生産者販売金額は同104.9%で、販売金額は飲料全体を上回った。今回の調査結果を見ると、再購入意向以外の6項目で「コカ・コーラ(コカ・コーラシステム)」が首位を独走、再購入意向では、コロナ禍で増えた「家飲み」の割り材や、「コロナ太り」解消ニーズをつかんだ炭酸水やフレーバー炭酸が上位に食い込んだ。

半径200m圏内で全て完結!「流山おおたかの森」は多彩な小売業ひしめく次世代ニュータウン
今回は、成長著しい郊外ニュータウン「流山おおたかの森」を取り上げます。注目ポイントは、従来のニュータウンと異なる、商業施設を核とした街づくりです。駅を起点に低~高価格帯まで様々な業態が並び、半径200m圏内で生活が完結できます。また、保育園の待機児童ゼロなど、子育てと街づくりがセットになっていることも大きな特徴です。おおたかの森は、21世紀型ニュータウンのロールモデルといえるでしょう。



