

最近、ホテルで贅沢な時間を過ごせるアフタヌーンティーサービスが女性を中心に話題になっている。今回は、どんな人がどのようにアフタヌーンティーを楽しんでいるのか、実態と話題になる背景を探った。
今回調査対象とした都心19ホテルの宿泊もしくはサービス利用経験率は、全国女性の26.6%、東京都在住女性では5割近くだった。ホテル別では、帝国ホテル東京、ホテルニューオータニ東京、The Okura Tokyoの御三家が上位3位を占める結果となった。ランチとディナーの利用経験率は、東京在住者が全国の2倍以上と非常に高い。宿泊・サービス同様、御三家の利用率が高いこともわかった。
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- 東京在住女性の半数が都心主要ホテルの利用経験あり
- フルタイム有職者と高収入層で多いアフタヌーンティー利用
- ホテルのイメージを引き上げるアフタヌーンティー体験
- 「昼の時間帯を充実させたい」潜在的需要規模の大きさ
- 消費者の動き 【コロナ感染者数が急拡大】
- 売れている食品・メニュー 【内食関連のニーズ好調】
- 東京市場 【無印良品の食品中心の新業態】
- 地産地消 【栃木県でシューマイによるまちおこし】
- 食品企業の経営 【2022年の企業トップの展望】
- 製品開発 【有名店とのコラボ商品相次ぐ】
- 価格政策 【うまい棒が値上げ】
- プロモーション 【フレッシュネスバーガーがポテト増量キャンペーン】
- チャネル政策・チャネル動向 【コンビニの売上が今年も低迷】
- ヘッドラインクリップ 2022年1月の動向
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参照コンテンツ
- プロの視点 女性が生み出す6.9兆円の市場―アフタヌーンティーは都心高級ホテルを救えるのか(2022年)
- MNEXT 2022年の消費の読み方-価値拡張マーケティング(2021年)
- MNEXT 眼のつけどころ プロ・マーケティングの組み立て方 都心高級ホテル競争「アマン」VS.「リッツ」(2021年)
- MNEXT 眼のつけどころ 市場脱皮期の富裕層開拓マーケティング―価格差別化戦略(2021年)
- プロの視点 都心主要ラグジュアリーホテルのリバイバル戦略と行動直結プロモーション―産業衰退死段階の生き残り戦略(2021年)
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- プロの視点 消費反発の現場を探る 帝国ホテルのブッフェから(2021年)
- 戦略ケース ザ・リッツ・カールトン 顧客満足とコミュニケーションの善循環(2009年)
- 戦略ケース 東京都心部ホテルウォーズ-超高級外資系ホテルの進出ラッシュ(2002年)
- オリジナルレポート コロナ下とコロナ後の消費の展望(2021年)
- 企画に使えるデータ・事実 旅行業者取扱高
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