メディアミックスとは、複数の異なるメディアを用いた広告戦略を指します。従来のテレビ、ラジオ、新聞、雑誌の四大広告に加えて、交通広告、POP広告、DM、インターネットなど広告にはさまざまな媒体がありますが、それぞれにメリットとデメリットがあります。複数の異なるメディアを用いることによって、互いのデメリットを補完しあうことがメディアミックスの目的です。
テレビCMは広く情報を発信して認知度を高めることができますが、詳細を限られた時間内で伝えることは困難です。一方、新聞や雑誌広告では、多くの情報量を盛り込むことができます。両者を連動させることによって、認知度を高めた上で、詳細な情報をじっくり伝えることが可能となるのです。このように、メディアミックスを効果的に行うためには、各メディアの特徴をよく踏まえることが必須といえます。
近年、特に顕著なメディアミックスのあり方が、インターネットとの連動です。ホームページへの誘導を行うテレビCMや広告は一般的になっていますし、バナー広告やアフィリエイト広告も数多く見られます。インターネット広告の場合、不特定多数への情報発信であるマス広告とは違い、特定のターゲットに向けた情報発信が可能であることが特徴です。
また、街頭で新製品のサンプリングが活発に行われたり、店頭での手書きPOP広告が話題になったりするなど、特定のターゲットに対する距離の近いアプローチも改めて注目されています。
関連用語
おすすめ新着記事
![消費者調査データ 炭酸飲料(2024年7月版) 首位「コカ・コーラ」、迫る「三ツ矢サイダー」、高い再購入意向の無糖炭酸水](https://www.jmrlsi.co.jp/inc/mranking411ecs.jpg)
消費者調査データ 炭酸飲料(2024年7月版) 首位「コカ・コーラ」、迫る「三ツ矢サイダー」、高い再購入意向の無糖炭酸水
2023年は3年連続プラスとなった炭酸飲料。調査結果を見ると、今回も「コカ・コーラ」が複数項目で首位を獲得したが、2位の「三ツ矢サイダー」の猛追が光る。再購入意向は、無糖炭酸が上位に食い込んだ。
![成長市場を探せ 初の6,000億円超え、猛暑に伸びるアイスクリーム](https://www.jmrlsi.co.jp/inc/seicho070s.jpg)
成長市場を探せ 初の6,000億円超え、猛暑に伸びるアイスクリーム
2023年度、空前の暑さを追い風に、アイスクリーム市場は初の6,000億円超えを達成、4年連続で過去最高を更新した。2023年の夏日日数は140日、実に1年の4割近くの日が「アイスクリームを食べたくなる」気温である25度を超えたことになる。
![「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 縮小する野菜ジュース市場 値上げ下でブランド継続は4割](https://www.jmrlsi.co.jp/inc/f-monthly-164s.jpg)
「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 縮小する野菜ジュース市場 値上げ下でブランド継続は4割
野菜ジュースの生産量は、業界団体調べによると3年連続で減少しており、2023年は前年比5.6%減となった。今回は値上げによって、野菜ジュースのブランド選択にどのような変化が起こっているのか調査をおこなった。
![J-marketingをもっと活用するために](https://www.jmrlsi.co.jp/img/info/info-0.gif)
![無料で読める豊富なコンテンツ](https://www.jmrlsi.co.jp/img/info/info-1.png)
![プレミアム会員サービス](https://www.jmrlsi.co.jp/img/info/info-2.png)
![戦略ケースの教科書Online](https://www.jmrlsi.co.jp/img/info/info-3.png)