
これは、
- 「食と生活」に関する弊社オリジナル調査の結果と、
- 主要紙誌の「食」関連の掲載記事から見えてくる「食と生活」のトレンドを整理したヘッドラインクリップ
「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 第111号は、
- オリジナル調査結果 伸びるエナジードリンク、栄養ドリンクを猛追
- 業界クリップ - 2019年7-8月の動向

エナジードリンク市場が伸びている。2019年に入ってから、イオンなどのPB商品やコカ・コーラエナジーなど、続々と新商品が発売されている。今回はエナジードリンクについて、栄養ドリンクとの比較の観点から調査を行った。
提示35銘柄(エナジードリンク20銘柄、栄養ドリンク15銘柄)中、3ヶ月以内にもっとも飲まれたブランドは栄養ドリンクのリポビタンDであり、次いでオロナミンCが続く。エナジードリンクでもっとも高かったのはモンスターエナジーで、リアルゴールド、レッドブルが続く。
- 飲用率では栄養ドリンク、飲用頻度増加ではエナジードリンク
- エナジードリンクと栄養ドリンクで異なる購入場所と飲用理由
- エナジードリンク=若い人、栄養ドリンク=中高年
- 顧客とのタッチポイントづくりによるロイヤリティ獲得が成功のカギ
- 消費者の動き 【増税前に消費心理の悪化続く】
- 売れている食品・メニュー 【天候に苦しむ夏物商戦】
- 東京市場 【セブン&アイの新業態が登場】
- 地産地消 【メーカーのご当地商品・メニュー】
- 食品企業の経営 【キリンとアサヒの成長戦略】
- 製品開発 【調理が手軽な食品】
- 価格政策 【野菜値上がりの兆し】
- プロモーション 【虫歯の原因菌の「水族館」】
- チャネル政策・チャネル動向 【「7pay」のサービス終了】
- ヘッドラインクリップ 2019年7-8月の動向
最新バックナンバー
- 【第129号】 料理の強い味方 増加する加工食品の利用
- 【第128号】 8割が不満を感じている!?マスク越しのコミュニケーション
- 【第127号】 運動習慣のある人は内側もケアしてる!?ニーズ高まる保健機能食品
参照コンテンツ
- 消費者調査データ エナジードリンク(2020年5月版)
「コカ・コーラ エナジー」「アイアンボス」 新商品で再びブームなるか - 戦略ケース エナジードリンク市場 第二幕~レッドブルを追撃する国内メーカー~
おすすめ新着記事

「出前館」「Uber Eats」、コロナ下で認知拡大
長引くコロナ禍で市場が拡大しているフードデリバリー。新規参入が相次ぐ一方で撤退もみられ、競争も激化している。今回の調査では、大手の「出前館」と「Uber Eats」が昨年に比べ、認知が大幅に拡大。しかし再利用意向では両者には大きな差がついた。

今治.夢スポーツ 「スポーツが日本の未来にできること」を求めて、岡田武史氏の挑戦
元サッカー日本代表監督 岡田武史氏がオーナーを務める「今治.夢スポーツ」は、サッカーJ3のFC今治の運営を中心に、教育や地域貢献などさまざまな事業を手がけている。本稿では、電通でFIFAワールドカップなどの国際大会に携わった経歴をもつ筆者が、岡田氏や関係者に直接取材。単なる地域創生にとどまらない壮大な「今治モデル」構想のエッセンスを紹介する。

コロナ下でも堅調続く「マクドナルド」
コロナで外食全体が不振に陥っている中、ファーストフード業態は前年比96.3%と減少幅が小さい。今回の調査で印象的なのが「マクドナルド」の盤石さだ。主要な項目で2位以下を15~20ポイント引き離している。逆に順位を落としたのが、繁華街などに立地するファストカジュアルのチェーンだ。



