


これは、
- 「食と生活」に関する弊社オリジナル調査の結果と、
- 主要紙誌の「食」関連の掲載記事から見えてくる「食と生活」のトレンドを整理したヘッドラインクリップ
「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 第100号は、
- オリジナル調査結果 "脱コーヒー"で存在感増すペットボトルコーヒー
- 業界クリップ - 2018年8-9月の動向

「ペットボトルコーヒー」が存在感を増している。サントリー「クラフトボス」のヒットを受けて、飲料各社が続々とペットボトルコーヒーを発売している。今回は、缶コーヒーとの比較から、ペットボトルコーヒーがなぜ人気を集めているのかを調査した。
飲用頻度をみてみると、ペットボトルコーヒー(以下、ペットボトル)は、週に2日以上で、3位の缶コーヒー(以下、缶)に迫っている。飲用頻度の増減では、「増えた計」がもっとも多いのはペットボトルで、半年内飲用者のうち約2割の人が「増えた」と答えた。
- 減る缶コーヒー、増えるペットボトルコーヒー
- 「自宅」で飲まれるペットボトルコーヒー
- 「内容量の違い」が購入理由の大きな差に
- 清涼飲料として受け入れられるペットボトルコーヒー
- 消費者の動き 【景気回復に災害の重し】
- 売れている食品・メニュー 【猛暑対策として麦茶が好調】
- 東京市場 【キッコーマンによる「融合」がテーマのレストラン】
- 地産地消 【地域の健康テーマに根差した取組】
- 食品企業の経営 【プラごみの海洋汚染問題への対策】
- 製品開発 【日清食品による「AIが考えた」商品】
- 価格政策 【猛暑や豪雨による食材の高騰】
- プロモーション 【吉野家・はなまる・ガストの共通割引券】
- チャネル政策・チャネル動向 【買い物代行業の拡がり】
- ヘッドラインクリップ 2018年8-9月の動向
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