日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net

公開日:2020年05月22日

企画に使えるデータ・事実 成長市場を探せ
ウイスキー(2020年版)



 酒類全体のダウントレンドのなかで、ウイスキーの快進撃が続いている。2018年度のウイスキーの課税数量は182,743kl、前年度比9.4%増で、11年連続で拡大している(国税庁「酒のしおり」)。




 戦後の日本のウイスキー市場は右肩上がりの成長を続けてきたが、1983年をピークに減少に転じ、20年以上低迷を続けてきた。しかし、サントリーが2008年にスタートさせた「ハイボール復活プロジェクト」が奏功、それまでの飲食店でのボトルキープや、シニアの飲み物というイメージを払拭、若い世代を中心に消費が増加した。さらにニッカウヰスキー創業者夫妻をモデルとした2014年9月放送開始のNHKの連続テレビ小説「マッサン」の影響も加わって、2014年度、2015年度は2桁の成長となった。かつては輸入品のイメージが強かったウイスキーだが、2014年にはサントリーの「山崎シングルモルト・シェリーカスク2013」が英ウイスキーガイドブック「ワールド・ウイスキー・バイブル2015(Whisky Bible)」で世界最高のウイスキーに選ばれたのを皮切りに、国産ウイスキーの受賞が相次いだことも人気を後押し、熟成に時間がかかることから急激な増産は難しく、国産ウイスキーは品薄状態が続いている。メーカー各社は海外のウイスキーメーカーとの提携などにも積極的で、ブームはまだ続きそうだ。


参照コンテンツ


シリーズ 成長市場を探せ


おすすめ新着記事

コロナ感染症対策のタイミング分析 行動経済学的分析 第四弾
コロナ感染症対策のタイミング分析 行動経済学的分析 第四弾

コロナ報道と緊急事態宣言などの政策は、特定層のリスク意識を高め、同調圧力を生んだ。宣言直後、8割の人が「遅すぎる」と感じた。だが振り返ると、もう少し先送りできたのではという見方もできる。結果として25兆円以上の経済損失と引き換えに、相対的に低い感染率と死者数を維持している。リスク評価は合理的だったのか、検討してみる。

コロナ対策の賢明なタイミング判断への提言
コロナ対策の賢明なタイミング判断への提言

コロナ対策の賢明なタイミング判断には、(1)正確でタイムリーな情報収集と公表、(2)状況判断の合理性と合意、(3)多くの政策オプションの確保、が必要だ。しかし現状はどれも不十分であり、人々の「自己隔離」がなければ指数的流行につながっていたかもしれない。これらの判断条件を整備した上で、社会的距離と隔離を前提とする「ニューノーマル」ではなく、信頼と絆を再構築し、政府や自治体ではなく、多くの民間企業によって、社会的絆を志向する新しいライフスタイルの提案がなされるべきだ。

いつ行っても工事中!若者から大人の街へとシフトし始めた渋谷再開発の今を巡る! (前編)
いつ行っても工事中!若者から大人の街へとシフトし始めた渋谷再開発の今を巡る! (前編)

「フクラス」「スクランブルスクエア」「リバーストリート」など、新名所が続々登場している渋谷。これまで「スクランブル交差点」「センター街」が象徴するように若者の街として発展してきたこの街では、現在大規模な再開発プロジェクトが進行中。若者の「シブヤ」から大人の「渋谷」へと変化しつつある街の"今"を紹介します。



J-marketingをもっと活用するために
無料で読める豊富なコンテンツ プレミアム会員サービス 戦略ケースの教科書Online


コロナ経営危機を乗り越える!中堅ビジネス向け無料オンライン相談
会員登録のご案内
消費社会白書2020
「戦略200+」比較分析ツールのご案内
マーケティングモニターのご案内
データでわかる辛口性格診断
page top

JMR生活総合研究所マーケティングサイトに掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権はJMR生活総合研究所に属します。

Copyright (c) 1997-2020 Japan Consumer Marketing Research Institute. All rights reserved.