SUBARUの2024年3月期の連結決算は、売上収益4兆7,029億円(前年同期比24.6%増)、営業利益4,615億円(同75.0%増)、当期純利益3,851億円(同92.1%増)と大幅な増収増益となった。増収は自動車売上台数の増加および為替変動による増収効果が主な要因。増益は諸経費等の増加があったものの、自動車売上台数の増加および為替変動による増益効果などが主な要因である。売上の97.7%を占める自動車事業は、重点市場である米国のほかカナダを含む北米を中心に売上台数が堅調に推移し、海外は87.8万台(前期比16.6%増)、国内は9.9万台(同0.8%減)となった。また、コロナ禍以降、厳しい経営環境が続いていた航空宇宙セグメントについても、4期ぶりの黒字化を達成した。2018年7月に中期経営ビジョン「STEP」を、2021年5月にはその進捗状況を「STEP2.0」として公表、これを機に、「安心と愉しさ」を不変の提供価値として、機能価値だけではなく情緒価値を含めたSUBARUらしさを追求し、「笑顔をつくる会社」をありたい姿として掲げた。さらに、2023年の新経営体制への移行に伴い、8月には「新経営体制における方針」を発表、 「STEP」の目指す方向を引き継ぎ、バッテリーEVを切り口に大変革に突き進むことを発信した。現在は「柔軟性」と「拡張性」の考え方のもとで「モノづくり革新」と「価値づくり」を推進、「お客様価値の最大化」「業界高位の収益力」を目指している。2025年3月期は生産台数96万台(対前年1%減)、売上収益4兆7,200億円、営業利益4,000億円を見込む。
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