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公開日:2026年08月31日

戦略200+・企業活動分析
株式会社資生堂
25年12月期は、インバウンド低迷で減収も増益に
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2025年12月期決算の総括

資生堂の2025年12月期の連結決算は、売上高9,700億円(前年同期比2.1%減)、コア営業利益445億円(同22.4%増)と減収増益。減収ながら、注力ブランドの成長により下期はプラス成長となった。セグメント別では、日本事業はコアブランドの新商品が成長をけん引する一方、インバウンド消費は、旅行者の行動変化や内外価格差の縮小を受けた購買意欲低下により、成長は鈍化した。欧州事業は「Drunk Elephant」の苦戦は継続したが、フレグランスが力強い成長となった。米州事業は「Drunk Elephant」の苦戦継続に加え、「NARS」の一部出荷の期ずれにより減収する一方で、構造改革が功を奏し減益幅を低減した。中国・トラベルリテール事業は、中国では、「クレ・ド・ポー ボーテ」や「NARS」がけん引し、特に中国最大のEコマースイベントによりEコマースが大きく伸長した。一方、トラベルリテールは順調に進んだものの、中国人の消費低調が継続し、減収となった。2024年に策定した「アクションプラン 2025-2026」を基に、2026年コア営業利益率7%達成に向けて、優先課題への対応を確実に進め、主要な構造改革アクションを完遂。11月には「2030 中期経営戦略」を策定。重要課題を4つに分類し、課題解決に向けて「ブランド力の向上を通じた成長加速」、「グローバルオペレーションの進化」、「サステナブルな価値創造」の3つの戦略の柱で取り組みを強化していく。また、2030 Vision「ひととの繋がりの中で新しい美を探求・創造・共有し、一人ひとりの人生を豊かにする」を定めた。今後は、3つの戦略の柱を軸に、市場を上回る売上成長を目指すとともに、2030年までにコア営業利益率10%以上の達成を目指す。2026年12月期は、強固なブランドポートフォリオで確実な成長実現に取り組む。


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