P&Gの2024年6月期連結決算は、売上高840億ドル(前年比2.5%増)、営業利益185億ドル(同2.3%増)、純利益は150億ドル(同1.64%増)と、増収増益となった。売上高は7年連続増収、営業利益は2年連続増益、純利益は5年連続の増収となった。売上高は、10製品カテゴリーのうち8製品カテゴリーが成長を示し、部門別ではヘルスケア(前年比5.1%増)とファブリック&ホームケア(同4.0%増)、グルーミング(同3.7%増)の成長が寄与した。営業利益増加は、ファブリック&ホームケア(同17.8%増)、ベビー、フェミニン&ファミリーケア(同13.4%増)、ヘルスケア(同6.3%増)が寄与した。地域別では、北米(売上構成比52%)、ヨーロッパ(同22%)の比率がやや上昇(北米は2%、ヨーロッパは1%の成長)、中国(同7%)、アジア太平洋(同7%)の比率が減少した。直近の2025年度第3四半期(25年1~3月)は、純売上高が198億ドル、前年比2%減と発表。為替および買収・売却の影響を除いたオーガニック売上高は、前年比1%増だった。結果、2025年度の総売上高は前年とほぼ同水準となり、オーガニック売上高が前年比で約2%増加すると予想。コスト面では、原材料費が税引き後約2億ドルの逆風を起こすことを想定。また、為替レートの不利な影響も、税引き後約2億ドルの逆風になると予想しており、厳しい状況が見込まれている。
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