P&Gの2025年6月期連結決算は、売上高843億ドル(前年比0.3%増)、営業利益205億ドル(同10.3%増)、純利益161億ドル(同7.3%増)となり、増収増益を達成した。売上高は微増ながら8年連続増収、営業利益は3年連続増益、純利益は6年連続の増益となった。年間オーガニック売上高は、10製品カテゴリーのうち9つで増加。セグメント別では、ヘルスケア(前年比1.7%増)などが売上成長に寄与し、利益面では、ヘルスケア(同8.1%増)、グルーミング(同6.8%増)、ファブリックケア&ホームケア(同2.8%増)が増益に貢献した。地域別では、売上構成比に大きな変化はなく、北米が52%と過半数を占め、次いでヨーロッパが22%、中国が7%、アジア太平洋が7%、インド・中東・アフリカが5%となった。一方で成長率を見ると、重点市場は年間で2%成長し、北米は2%、欧州は3%の伸びを示したほか、エンタープライズ市場も2%成長し、特にラテンアメリカが4%のオーガニック売上高成長率で牽引した。また、デジタル変革の一環として強化しているEコマースの売上高は12%増加し、全体の19%を占めた。直近の2026年度第2四半期(25年10~12月)決算では、純売上高が222億ドル(同1%増)と発表、2026年度の総売上高成長率は前年比1~5%の範囲となり、オーガニック売上高成長率が前年比で約4%増加すると予想した。
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