丸大食品の2025年3月期の連結決算は、売上高2,350億円(前年同期比2.7%増)、営業利益55億円(同75.4%増)で増収増益となった。売上高はハム・ソーセージ部門の主力品を中心とした販促による売上確保や、デザート・ヨーグルト類の売上拡大、食肉事業の量販店向け販売が堅調に推移したことなどから、増収。営業利益は、原材料価格の高騰などのコスト増加要因があるも、加工食品の販売数量の伸長や価格改定、継続的なコスト削減の効果などから、大幅増益となった。セグメント別では、加工食品事業はハム・ソーセージ部門において「燻製屋」シリーズやロースハム、ハーフベーコンの「いつも新鮮」シリーズなどの主力商品を中心に、販促活動を実施し継続的な売上確保を図り、売上高696億円(前年同期比6.2%増)。調理加工食品部門では「ビストロ倶楽部濃厚カレー」などレトルトカレー商品の売場活性化を図り販売を強化、量販店向け販売の飲料類やヨーグルト、季節のこだわり素材を生かしたチルドデザートなどの売上拡大に努め、売上高881億円(同1.4%増)。セグメント全体では売上高1,577億円(同3.4%増)、セグメント利益49億円(同132.6%増)となった。食肉事業では、米国産牛肉の販売数量及び売上高が減少したが、国産豚肉の量販店・外食産業向け販売が堅調に推移し、売上高772億円(同1.2%増)となった。2026年3月期は、「食を通じて人と社会に貢献する企業」を目標として掲げ、5つの基本方針「新たな顧客価値の創造」「収益構造の改革」「事業領域の拡大」「人財の育成」「持続可能な社会への貢献」のもと、「環境の変化に対応し、丸大食品グループの持続的な成長を目指す」をテーマに、売上高2,400億円(前年比2.1%増)、営業利益60億円(同9.7%増)を目指す。
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