BYD Company Limitedの2024年12月期連結決算は、売上高は7,771億元(約15.5兆円、前年比29.0%増)、純利益は403億元(約8,050億円、同34.0%増)に達し、過去最高、大幅な増収増益を更新。テスラの売上を上回った。1995年に創業したBYDは、携帯電話電池事業からスタート。2003年に自動車事業に参入した。現在は、自動車事業および車載電池関連事業とスマートフォン受託製造・部品製造関連事業を展開している。事業セグメント別の業績を見ると、自動車および車載電池関連事業の売上高は6,207億元(前年比26.9%増)で、総売上高に占める比率は79.9%(前年-0.4%)となり、スマートフォン受託製造・部品製造事業の売上高は1,791億元(前年比36.3%増)となった。地域別の売上高は中華圏が25.6%増、海外が38.5%増だった。業績好調の最大の要因は、EVとPHVの販売急増の継続にある。2024年の販売台数(すべてNEV)は427.2万台(前年比41.3%増)と急増したほか、世界で初めてNEV累計1,000万台生産(11月)を突破した。現在は「乗用車フルライン・マルチブランド戦略」「プレミアムブランド戦略」を打ち出している。EV需要低迷、トランプ大統領による関税率アップなど環境は厳しいが、PHVを強みとする同社は、EV低迷に影響されにくく、好調が続くものと思われる。
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