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公開日:2018年03月01日

戦略200+・企業活動分析
東洋水産株式会社
17年3月期は増益。コスト削減と営業に注力
2017年3月期決算の総括

東洋水産の2017年3月期の連結決算は、売上高3,827億円(前年同期比0.2%減)、営業利益295億円(同4.1%増)で、減収増益となった。売上高の3割以上を占める国内即席麺事業では、カップ麺で主力の「赤いきつねうどん」「緑のたぬき天そば」や「マルちゃん正麺 カップ」を中心に好調に推移した。袋麺は、市場環境が厳しい中、「マルちゃん正麺」シリーズの発売5周年記念キャンペーンの実施等需要喚起に努めたものの、減収となった。利益面では、関西工場稼働による減価償却費や販売促進費が増加する一方、原材料費・物流コストの減少により増益となった。売上高の約2割を占める海外即席麺事業については、米国では量販店での特売や新商品投入等の需要喚起を行ったが、厳しい販売環境が継続しており、減収となった。一方、メキシコでは、販促活動の効果により増収となった。利益面では、原材料費の減少はあったが、販売促進費、人件費の増加等により減益となった。また、低温食品事業では、主力品である「マルちゃん焼そば3人前」シリーズが好調に推移したほか、「レンジで麺上手」シリーズや、新商品の2食タイプ焼そば「極み太麺」シリーズが好調に推移した。チルド・冷凍食品類ではシュウマイやワンタンは増収となったが、冷凍食品は減収となった。利益面では、不採算商品の見直しの結果増益となった。16年度は、新たな3ヵ年中期経営計画の初年度であり、売上高は計画を下回ったが、経常利益・営業利益は計画を上回った。17年度は、さらに計画を進め、「工夫」「実行」「継続」をキーワードに取り組み、過去最高の連結売上高4,000億円、増収増益の計画である。

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