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公開日:2021年09月15日

戦略200+・企業活動分析
東洋水産株式会社
21年3月期は最高益更新。巣ごもりで即席麺堅調
2021年3月期決算の総括

東洋水産の2021年3月期の連結決算は、売上高4,175億円(前年比0.4.%増)、営業利益365億円(同28.6%増)で、増収増益となった。海外即席麺事業、袋麺、生麺等が牽引し、4期連続で最高売上高を更新したことに加え、売上高増加、原価率改善、コスト低減により11期ぶりに過去最高益を更新した。セグメント別にみると、売上高の32%を占める国内即席麺事業では、カップ麺は和風麺シリーズに加え、「ごつ盛り」、「MARUCHAN QTTA」が堅調に推移したものの、全体では減収。袋麺は家庭での喫食機会増加で「マルちゃん正麺」中心に好調に推移し、増収となった。売上高の23%を占める海外即席麺事業については、米国における感染症拡大により即席麺の需要が高まった中、販売数量が堅調に推移、販促費削減で増収。メキシコでは袋麺の好調に加え、主力のカップ麺の販売数量も堅調に推移、価格改定により増収となった。低温食品事業では、生麺は家庭での喫食機会増加で「マルちゃん焼そば3人前」等主力商品が好調、「パリパリ無限」シリーズも好調で増収。チルド食品は市販用が好調で増収、冷凍食品は業務用需要減退となったが、全体では増収となった。中期経営計画最終年度となる2021年度については、各事業の中長期目標達成に向けて、基本方針に基づく取組みとともに環境変化への対応も実行、次期中期経営計画の策定にも注力する。地域別、製品別の販売促進を強化した積極的な営業活動を実施し、物流の再構築・生産部門での徹底したコスト削減に取り組み、売上高3,535億円、営業利益335億円を見込む。


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