
フレグランス市場の成長が止まらない。2025年の販売金額は4年連続で過去最高を更新した(経済産業省「生産動態統計調査」)。

2025年の販売金額は、前年比105.0%となる990億円余で、10年で2.5倍という高成長ぶりだ。輸入も5年連続増加(財務省「貿易統計」)しており、市場の拡大が止まらない。拡大のきっかけは、コロナ下での癒し需要だったが、今や自己表現としての側面が強いとみられている。特に若年層は、「推しのイメージや推しの好みの香り」や「自分だけの香り」を求め、様々な商品を試しているという。香りは、言語化や視覚化が難しいジャンルだが、最近ではAIが香りのチョイスを手助けするシステムも普及してきた。欲しい香りのワードをAIに提示すると、結果を視覚的に表示したり、重ね付けの提案をしたりするもので、「自分だけ」「世界で唯一」の香りをまとえる点が受け入れられている。新しい香りの文化が根付きつつあり、今後の成長が期待される市場である。
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シリーズ 成長市場を探せ
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