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『2017年、弱含みの消費をどう攻めるか?(抜粋)』(松田久一)
A4版カラー 本文98ページ
価格 本体9,260円+税

 2017年の消費を読み解いて、来期のマーケティング方針を決定する。そんな季節になってきました。

 しかし、残念ながら消費は弱含みです。日本の失業率はもっとも低い水準まで低下し、給与水準も微増傾向にあるにも関わらず、消費は対前年割れが続いています。

 このような状況で、多様な「脱中流生活」の消費リーダーがポスト中流生活をめざし、これからの様々な商品サービス市場や地域商圏を牽引していきます。

 2017年の消費とそれぞれの市場を読み、2017年のマーケティング方針を決定する上で大切なことは五つあります。

  1. 対象市場の背景にある消費の短期と長期のトレンドをどう捉えるか
  2. 顧客をどうセグメントし、ターゲティングすべきか
  3. もっとも有効な価格戦略は何か
  4. 成長する首都圏市場をどう攻めるか
  5. ものづくりモデルから脱却して、どんな新しいビジネスモデルを構築すべきか

 ワークショップでは、「消費社会白書2017」より、これらの課題解決のお役に立つプレゼンテーションを行い、みなさんと少人数で議論させて頂きます。
 是非ともご参加下さい。

全文を読む(MNEXT 「2017年、弱含みの消費をどう攻めるか?」)


プログラム
報告I
13:00~13:40
(40分)

 「中流価値の成熟と再生」の時代を読む
代表取締役社長 松田久一
ポイント
  1. 消費が盛り上がらない諸説の検証
  2. 消費低迷の正体-中流生活の成熟と脱中流生活リーダー
  3. 長期消費低迷の本質は日本とアメリカの中流生活の成熟
  4. ものづくり・もの売りから水平市場プラットフォームへの転換

報告II
13:40~14:20
(40分)

 見え始めたポスト中流生活
大場美子、菅野守
ポイント
  1. 新しい世代ミックスが変える価値観と消費
  2. 生きがいを求める生活モジュールの再構成
    • 食生活―和食離れ、イエめし、ヒトリめし、野菜食、豪華食のモザイク
    • 健康美容―女性化する男性、身体的悩みから心の健康へ
    • 首都圏高層マンション層人口の増加と強まる地方の憧れ
    • スマートフォンへのディバージェンス(拡散)、コンバージェンス(収斂)
    • AV機器へのニーズの高度化(4K、ハイレゾ)
  3. 消費トレンドを牽引するリーダー層

休憩
14:20~14:25
(5分)

提案I
14:25~15:05
(40分)
 中流成熟期の収益性の高い価格戦略は何か
合田英了
ポイント
  1. 価格は何によって決まるか―支払い意思価格(WTP)の格差拡大
  2. 収益増加の源泉
  3. 値下げと値上げ企業の事例
    (ベンツ vs. BMW、USJ、無印良品、ニトリ等)
  4. 導入すべき収益向上のための新価格体系

提案II
15:05~15:45
(40分)
 成長する東京・首都圏市場をどう攻めるか
大澤博一
ポイント
  1. なぜ東京・首都圏市場は成長するのか
  2. 高層マンション商圏の流通の重畳性(システム性と多様性)
  3. 成長期の東京首都圏流通の流通システム
    (セブン-イレブン、イオン「デコラ」、ピザハット等)
  4. 激化、多面化する競争
    (ウーバー、シェイクシャック、ニトリ、キユーピー「OFFICE DE YASAI」等)
  5. 成功の鍵はメーカー主導の市場プラットフォームの構築

Discussion
15:45~16:00
(15分)
 フォーカスディスカッション
大場美子
※プログラムおよび登壇者は10月5日現在のもので、予告なく変更する場合があります。ご了承ください。



開催要項

 【第1回】
  日時 : 2016年10月26日(水) 13:00~16:00

 【第2回】
  日時 : 2016年10月27日(木) 13:00~16:00

※プログラムは両日とも同様です。ご都合の良いお日にちでお申し込み下さいませ。

  会場 : JMR生活総合研究所 会議室(パレスサイドビル2F)
      東京メトロ東西線竹橋駅下車直結(詳しいアクセス方法はこちら


  参加費:・有料会員 30,000円
      ・無料会員 35,000円
      ・一般(非会員) 40,000円
       (ともに税込み 。「消費社会白書2017」書籍代含む)

  定 員 : 各日30名(ご応募多数の場合は先着順とさせていただきます)



お申し込み

本ワークショップのお申し込みは締め切りました。お申込みいただきまして、ありがとうございました。




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