
これは、
- 「食と生活」に関する弊社オリジナル調査の結果と、
- 主要紙誌の「食」関連の掲載記事から見えてくる「食と生活」のトレンドを整理したヘッドラインクリップ
「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 第93号は、
- オリジナル調査結果 時短・省力ニーズで浸透する食品宅配サービス
潜在ユーザー獲得が今後の鍵 - 業界クリップ - 2017年11-12月の動向

アマゾンジャパンが、2017年春から東京の一部地域でスタートさせた生鮮品宅配サービス「Amazonフレッシュ(アマゾンフレッシュ)」など、多くの企業が参入する食品宅配サービスの競争が激化している。今回の調査では、このサービスについて、誰が、どのように利用しているについて調べた。
まず、食材宅配サービスの半年内の利用経験をサービス別にみると、イトーヨーカドーネットスーパーが6.1%と最も高い。
- 利用経験者が40%まで広がる食材宅配サービス
- 幅広い品目を食材宅配サービスで購入している子育て層
- サービス選択の際の重視点は、品揃えの充実と品質である
- 潜在的なユーザーの広がりが期待できる食品宅配サービス市場
- 消費者の動き 【景気の回復基調続く】
- 売れている食品・メニュー 【2017年のヒット商品】
- 東京市場 【ストレス度合でメニューが変わるカフェ】
- 地産地消 【地産地消の認定店の活用】
- 食品企業の経営 【海外進出や国内成長分野への投資続く】
- 製品開発 【有名店とコラボの調理キット】
- 価格政策 【ビールの値上げ相次ぐ】
- プロモーション 【自販機を中心としたエコシステム形成】
- チャネル政策・チャネル動向 【イオンがネット通販を強化】
- ヘッドラインクリップ 2017年11-12月の動向
最新バックナンバー
- 【第126号】 酒税改正でどうなる!?家呑みカテゴリー間競争
- 【第125号】 認知率100%!ウィズコロナ時代を楽しむ「GoToキャンペーン」
- 【第124号】 キャッシュレス化で促進されるセルフレジ利用
参照コンテンツ
おすすめ新着記事

「消滅可能性都市」から緑豊かな「国際アート・カルチャー都市」へ!池袋は今、魅力爆上がりタウンに大変身中!(前編)
何かとカオスでダークなイメージがつきまとう街、池袋。しかし2014年、豊島区が「消滅可能性都市」に選ばれたことをきっかけに、官民挙げての再開発プロジェクトが発足。今回は新たに「まち全体が舞台の誰もが主役になれる劇場都市」へと生まれ変わった池袋を訪ねました。

強い「チョコレート効果」、リピート意向高い機能訴求商品
2020年はコロナ禍の巣ごもり消費でチョコレートの需要が伸びた。今回の調査では、前回同様に「チョコレート効果」(明治)が複数項目で首位を獲得、強さを見せつけた。チョコレートの一大需要期であるバレンタイン商戦も、今年はステイホームやECへのシフトなどで大きく様変わりする可能性が高い。生活環境が大きく変化する中での競争の行方が注目される。

消費動向速報 平均消費性向上昇と消費復活の予兆
平均消費性向は、低下トレンドから上昇トレンドへ転換している。家計黒字の金額の前年同月差は、一貫してプラスを保ってきたが、足許でマイナスに転じている。家計黒字幅の減少の影響は、主に、預貯金の取り崩しという形で顕在化している。平均消費性向上昇への転換と預貯金取り崩しの動きからは、支出意欲の復活の兆しが垣間見える。



