(2017.02)
「食」のマンスリー・ニュースレター 第81号
変わるバレンタインデー ~"恋する日"から"感謝の日"へ

JMR生活総合研究所では、めまぐるしく変化する「食」の今を切り取り、「ニュースレター」として整理したPDFファイルのご提供を行っています。
これは、
これは、
- 「食」に関する弊社オリジナル調査の結果と、
- 主要紙誌の「食」関連の掲載記事から見えてくる「食」のトレンドを整理したヘッドラインクリップ
「食」のマンスリー・ニュースレター 第81号は、
- オリジナル調査結果 変わるバレンタインデー ~"恋する日"から"感謝の日"へ
- 業界クリップ - 2016年11-12月の動向
1.バレンタインの主役は既婚女性に。配偶者への贈り物が大部分を占める(本文抜粋)
レポートイメージ


日本におけるバレンタインデーの起源は諸説あり、最も古いものだと1936年の神戸モロゾフが輸入したという説である。その後も森永、伊勢丹が普及に努めた結果、「恋人の日」として幅広い層に広がった。そのバレンタインの日本独自の進化と現在の実態を探るため、全国の20~60歳の男女を対象にバレンタインについての調査を行った。
今年のバレンタインで贈り物の有無を見てみると、33.3%の人が贈り物をしていた(図表1)。贈り物の内容をみると...(続きは全文へ)
今年のバレンタインで贈り物の有無を見てみると、33.3%の人が贈り物をしていた(図表1)。贈り物の内容をみると...(続きは全文へ)
* オリジナル調査結果の分析 構成(全4頁)
- バレンタインの主役は既婚女性に。配偶者への贈り物が大部分を占める
- 贈り手の意識変化。全ての属性で贈る理由"感謝"が最多
- もらい手にも意識変化。配偶者からの贈り物に強い喜びを感じる
- 男性は結婚前、女性は子育て期。性差の出る贈り物意識
- 消費者の動き 【株高に伴う景況感の改善】
- 売れている食品・メニュー 【ご当地商品の人気】
- 東京市場 【「深川めし」のアレンジメニュー】
- 地産地消 【長岡市による「スノーフード」ブランド】
- 食品企業の経営 【買収による海外展開】
- 製品開発 【「午後の紅茶」のドリップ商品】
- 価格政策 【野菜の高騰続く】
- プロモーション 【「いい肉の日」の外食キャンペーン】
- チャネル政策・チャネル動向 【流通各社のクリスマス商戦】
- ヘッドラインクリップ 2016年11-12月の動向
バックナンバー
参照コンテンツ
- 戦略ケース スイーツのジレンマ 欲望と罪悪感の狭間で成長するチョコレート市場(2017年)
- 消費者調査データ チョコレート(2018年2月版) チョコレート効果、カレ・ド・ショコラ、本物志向や健康志向の商品が人気
- 消費者調査データ チョコレート(2017年1月版) 超ロングセラー明治チョコレートを追う森永ダース
- 「食」のマンスリー・ニュースレター【第70号】 チョコレートにみる階層消費
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